【現地発】なぜコロナはアフリカで「意外」に広まらないのか?
Newspicksに寄稿しました。
アフリカはコロナの感染拡大で大変なことになる、と言われ続けてきましたが、いまのところ、感染者は百万人あたり34人、アフリカの中で最も感染者が多い南アフリカの百万人あたりの感染者数が日本と同程度の110人、死亡率は世界平均より低い4%に留まっています。
なぜ、感染は「意外と」広がっていないのでしょうか。
もちろん、これから拡大する可能性も多いにありますが、いまのところの実態値は、当初予測されていたよりも抑えられているのは事実です。
なぜでしょうか。アフリカではいまなにが起こっているのでしょうか。
以下、寄稿記事の序文です。
新型コロナウイルスの「次の震源地」と目されてきたアフリカ。コロナ拡大当初は、欧米以上にアフリカでの感染拡大が懸念されていた。
しかし、そんな予想とは裏腹に、2月中旬にアフリカで最初の感染者が出て以降、ここまでは爆発的な増加には至っていない。
3月下旬から次々ロックダウンに入り、これから段階的に解除していくフェーズに入るアフリカの状況は、緊急事態宣言が延長され長い自粛のなかにある日本にとっても参考になる点があるはずだ。
なぜアフリカでコロナは意外にも広まっていないのか。
現地でウォッチし続けている、アフリカビジネス専門アドバイザリーファーム「アフリカビジネスパートナーズ」代表の梅本優香里氏のレポートをお届けする。
ロックダウンを即時判断
とうとう始まった-。
3月13日の金曜日、筆者が打ち合わせを終えてナイロビのオフィスに戻ると、ケニアで最初の感染者の確認が発表されていた。感染者が見つかることは覚悟していたものの、その後の展開は予想外だった。
続きはこちらからご覧ください。
(サムネイルの写真は、ケニアのカワンガレという人口密集地で消毒が行われている様子。ちょうどこの前日、カワンガレの感染者数が増えたため、急遽、集中検査と消毒が行われました)
かいつまんだ内容は以下にも書いています。
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