うめほし

サバイバー。とにかく生き延びてきた。 アダルトチルドレン/機能不全家族/毒親/アスペル…

うめほし

サバイバー。とにかく生き延びてきた。 アダルトチルドレン/機能不全家族/毒親/アスペルガー親/DV/ストーカー被害など。自分に起きた事を少しずつ整理。 誰かが生き延びるためのヒントになればいいなと思います。

最近の記事

久々に書いています。

ちょっとご無沙汰していました。 もう少し、自分の自由に書いてもいいかなと、吐き出しがてら書いていきます。 自分の家庭環境は、父、母、兄2人、自分の5人家族でした。 自分は家の中で一番立場が良かったので、何かあれば、一番に八つ当たりされていました。 夫婦喧嘩、兄弟喧嘩、親子喧嘩と、ほぼ毎日のように喧嘩をする家族でした。常に誰かが喧嘩をし、怒号が飛ぶ家でした。 当時はとてもしんどかったはずですが、それを表現する術を持っていませんでした。 家が落ち着くという人も居ますが、自分にと

    • 皮膚むしり症をご存知ですか?

      みなさんは、「皮膚むしり症」をご存知でしょうか。 ー皮膚むしり症(ひふむしりしょう英語: Excoriation disorder)とは皮膚を剥がしたり、引っ掻いたりして傷つけずにはいられなくなる精神障害である。 スキン・ピッキングとも呼ばれる。(皮膚むしり症 - Wikipedia) 私の場合は、ほぼ無意識に肌をむしっている。 体のどこと言わず、手の届くところであれば、どこでも肌を痛めつける。指先や足の裏などの皮膚をむしり、ひどい場合は真皮が出るまで続けてしまう事もあるそ

      • 暴君

        兄がいる。 暴君という呼び名がこれほどふさわしい人は居ないと私は思っている。 機嫌が損なわれると、様々な暴力に出る。 八つ当たり、物を壊す。人に怒鳴る。手が出る、足が出る、物が飛ぶ。 それを両親は許しているようだった。 かわいそうなのは、下の兄。暴君の兄を持つ弟だ。 成績さえ良ければ、父の暴力の対象にはならない事を兄弟たちは知っていた。 下の兄が勉強机に叩きつけられ、ノートに血を流しながら宿題を両親に見られているのを見るのが本当に辛かった。 父も母も、解答が正解ではないと

        • 女でいること

          園芸のお店で、観葉植物用の土を買おうと物色していると、近くにいた初老の女性に話しかけられる。 私の身なりから、どうやら園芸に詳しい主婦と見られたらしい。 「この土だったら、花が咲くかしら?奥さんに教えてもらおうと思って」と。 さして園芸に詳しくもない私だが、女性が持つ土には『お花の土』と大きく書かれたパッケージだったので、ただ人と話したかっただけなのだろうと思う。 適度に受け答え、挨拶をして店を出た。 自宅に帰ってきてから、おもむろに泣いてしまう。 いつからこうなんだろう、

        久々に書いています。

          暴力と逃げ道。-渦中にいると気づかない-

          ご家庭によって喧嘩の程度は様々だと思うが、私の実家であった喧嘩は、映画「血と骨」暴力シーンに近い。あの映画で描かれている暴力は、実に生々しい。 あの距離感や恐怖、絶望感などは知ってるものにしかわからない生々しさがある。 北野たけし氏の動きは暴力を働いた事がある人の動きだと、いつも映画を見て思う。暴力的な動き、行動に移る人の動きは、アクション映画のような動きとは程遠い。 北野氏の動きは、実に忠実に再現(というより、映画の中で本領発揮してるのかもしれない?)されている。 暴力に

          暴力と逃げ道。-渦中にいると気づかない-

          産んでやったんだから感謝しなさい。

          時に触れ折に触れ、母が私に言い続けた言葉。 感謝するしかない存在から、感謝するよう強要される事はある意味で暴力に近いと、私は思うのです。 話は、一度、私自身の事になります。 私は実家に住んでいた長い間、様々な体調不良に悩まされ続けました。 キッカケは、関節痛でした。 階段を降りるにも膝が痛くて曲げられない事に始まり、ベッドから起き上がる時に体のほとんどの関節が痛む、寝返りを打つと激痛で目が覚める、指の関節が痛くてペンが持てない、手首が痛くてドアノブも回せない、などなど。それ

          産んでやったんだから感謝しなさい。

          ナメクジの行く先

          母は、当時の私に「集中力がない」「堪え性がない」と言って叱った。 一つの事に集中しなさいと。 母が私を教育しなければならないと考えるに至った経緯は、おそらく小学校の通信簿で「先生のお話しを注意して聞く」に「○」がついていなかったためだと思われる。 ちなみに小さい頃は、お人形遊びが大好きで、日がな一日、近所の子からもらったお古のリカちゃん人形でずっと遊んでいた。 (両親からリカちゃん人形を買ってもらったことはない) 集中力がない方ではなかったと思うが、授業より周りの友達と遊ぶ

          ナメクジの行く先

          きっかけは、虐待のニュース

          はじめまして。うめぼしです。 このnoteを始めようと思ったキッカケは、コロナ禍で自粛が続く中、家庭内暴力、虐待が増えてきているというニュースを見た事でした。 私自身が、暴力的な環境で育ってきた事もあり、このニュースを苦々しく見ていましたが、私が経験した事、乗り越えた事をシェアして、少しでも虐待について考えるキッカケになってほしいと思います。 少しでも考える事、省みる事で、止められる虐待もあります。

          きっかけは、虐待のニュース