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私だけのクレド、作りました。

こんにちは。うめ組ランジェリーです。

突然ですが、ハンドメイド作家のsarariさんの記事を読んで、私も「私だけのクレド」を作ってみました。クレドを作ろうと思ったのは、最近考えなきゃいけないことが多くて(主に帰国や仕事のこと)頭の中がカオスだったのと、「下着ブランドを立ち上げる」という意思が簡単に揺らがないようにするため。実際に作ってみてとても良かったので、シェアしてみることにしました。

「私だけのクレド」を作る

まずはsarariさんの記事をよく読んで以下の3つを意識して、挙げられるだけたくさん「こんな風に毎日過ごせたら良いな」と思うものを挙げてみました。

・「自分の理想の生きかた」
・なるべく現在進行形で書く
・「理想の私」のキャラクター設定のようなもの

その中から、いちばん重要だと思うものを選んだ結果、私だけのクレドは以下の4つになりました。

▶︎自分が「最高にかわいい」「毎日着たい」と思える下着を作っている
I'm making the coolest lingeries ever.
▶︎好奇心に満ちている
I'm always being curious and open to the world.
▶︎自分の考えを発信し続けている
I keep telling my messages to everyone.
▶︎自分が大好きな人たちを大切にできている
I'm always taking care of my best people.

こんな生活がしたいな〜とか、こんな風でいたいな〜とか些細なことまでたくさん出したのですが、総括すると「近い将来、最低この4つが達成できていれば私は最高に幸せ」と思えるものが上記でした。ということで、半年・1年後など定期的に見直して変わる部分もあると思いますが、当面の私のクレドはこの4つでいこうと思う。(英語の言い回しが正しいかは微妙ですが、個人的にしっくりきたワードを選んだのでご愛嬌…。)

ちなみに些細なことの例は、「自分のしていることに自信を持っている」「いつもワクワクしながらマイペースに生きている」「身心ともに健康」「Relymeの商品を買ってくれる人がいる」「楽しみもつらさもシェアできるパートナーがいる」「日当たりが良い部屋、すぐにランニングに行ける場所に住んでる」…などがありました。

自分よがりのランジェリーブランドにならないか

少し躓いたのは、”自分が「最高にかわいい」「毎日着たい」と思える下着を作っている”の項目。

最初、sarariさんと同じように「ランジェリーブランドで生計を立てている」と書いてみたのですが「ん?」となってしまい。もちろんブランドが成長して生計を立てられるぐらいお金を稼げるようになったらそれ以上の夢はないですが、またはじめの一歩も踏み出せていない現状から乖離しすぎていて、正直理想なのかどうかも謎。どちらかというと、今の私は「下着を作ってお金を稼ぐ」ことよりも、自分の思い描くコンセプトを下着という商品で表現すること、それを誰かに届けることができるかもしれないということ自体が大きな理想なのだと気がついた。

"自分が「最高にかわいい」「毎日着たい」と思える…"という部分に関しても、それだと自分が欲しいものを作っているだけ、マーケットやペルソナのニーズの視点が足りないのでは、、?とかも考えた。だけど、まずは自分自身が「最高」と思えるものを作れなければ自信を持って販売できない。マーケットリサーチを怠って自分の好みだけで商品を作ることは違うけれど、ブランドのコンセプト・意思を最大限に反映した商品を作ることは大切なはず。

私だけのクレドを持つことで、幸せに一歩近づいた

「目標達成」や「自己実現」といった分野に関しては数多くの本やメソッドが世の中にあるし、誰でも何かしら実践してみたことがあるかと思います。目標を大・中・小と細分化していく方法とか、なりたい自分になるためのセルフイメージ作りとか。

私も過去にはそういう自己啓発本を読んで一時的に実践してみたことはあったのですが、もはや今となっては何を実践したかすら思い出せない、、、。なのでいまいち信用していない(それらの方法が効果がないという意味ではなく、自分がそれを信じて続けられる自信がない)。

でも今回のクレド作りで久しぶりに「マインドセット」的なことを実践してみて、素直に良かったな〜と思った。幸せに一歩近づいた気がした。難しく考える必要のないシンプルな方法が良かったし、決めた4つについてもとてもしっくり来ている。

個人的には、目標!計画!自己実現!などという言葉を使われると、そこに自分を縛り付けて一生懸命険しい山道を登っていかなければいけない感じがして始める前からもうつらいのですが(笑)、クレドは何かを「頑張る」ために自分を縛っておくような苦しいものではなく、私はこうだな、こういられたら幸せだな、という自分にとっての幸せを定義するためのものだなと感じます。

言い換えるならば、何か迷ったり悩んだりしたときに、いつも立ち戻れる場所。「あ、そうそう、私にとって何より必要なものってこれだった」と。

自分の幸せの形が分かっていなければ一生他人の価値観で生きていかなければいけなくなってしまう。

人の目を気にしすぎて生きづらかった、と以前の記事で書きましたが、日本に帰ったらクレドを見返すことが増えるかもしれません…。正直、日本に帰るのが恐怖でしょうがない今日この頃。

自分にとっての理想の生きかたを改めて定義できたことだし、理想のパートナーについての定義ももう一度ちゃんと考えてみようかなあなんて思ってます。(今さらながら…!)

ありがとうございます。下着作りに活用させていただきます🎀✨