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海外生活で英語は伸びたか?ワーホリから帰国して1週間で気づいたこと

こんにちは。うめ組ランジェリーです。

ワーホリから帰国して1週間。近所を散歩するぐらいしかないので街の変化にはあまり気づけないけれど、自分の中でちょっとした変化に気がつきました。

それは、バンクーバーにいた時よりも英語の勉強をするようになったこと。英語を日常的にしゃべる機会がないことに危機感もあり、Youtubeなど動画を見て同じようにしゃべってみるトレーニングをしてみたり、その中で発音できていない部分に気がつき、本当に今更ですがフォニックスで発音を学び直したりしています。

英語の「勉強」をあまりしなかったワーホリ生活

実は、ワーホリ中はあんまり「勉強」していなかったのです。英語の習得も目的の一つだったはずなのに、こんなことを言ったら何しに行ったのと言われそうですが、、笑

まったく勉強しなかったというわけではなく現地で英会話レッスンもそこそこ受けたし、街に出れば耳にするのはもちろん英語。数少ない現地の友だちともよく遊んでいたし、パソコンで毎日見ていたYouTubeやNetflixは基本的に海外のものでした。(ちなみにワーホリ前は、オンライン英会話をメインに、文法、単語などの勉強も平日の隙間時間や週末にしていました。ワーホリ前に受けてみたTOEICは、TOEIC用の勉強は一切せずで500点台だった)

でも、自分の弱いところを補うための自主学習をせずに毎日ただ海外で生活しているだけではやっぱりあんまり伸びない。特にワーホリ終盤は会社にも行っておらず、noteを始めたりもしていたので日本語に触れる機会もぐんと増えていました。

英語力はどれだけ伸びたのか?

帰国後TOEICなども特に受けていないので数字では測れないけれど、感覚では、行く前よりは多少伸びた(当然か)。とはいえ、相変わらず語彙も少ないし話していて文法も間違えまくっていた。お店や街中で人にぱっと話しかけられると「?????」なことはしょっちゅうだったし、友人との会話で言いたいことがさらっと言えないもどかしさはずっと感じていました。

じゃあなんでもっと必死に勉強しなかったのか?と突っ込まれると言い訳しようがないのですが、家や図書館で根詰めて英語を勉強するよりも、やりたいことや行きたいところがあったから。英語ぺらぺらになって帰国した人を見たら羨ましいな〜とは思うだろうけれど(笑)、後悔はぜんぜんない。語学力がめちゃくちゃ伸びなくても、バンクーバーで過ごした1年間にとても満足しています。

ワーホリで私自身が得た「語学力」

英語がめちゃくちゃ聞ける・話せるようになったという実感はありませんが、少し付け足すと、生活の中でよく使われる言い回しやナチュラルな表現など日本では知らなかった英語をたくさん知ることができた。(コロナ関連でよく聞く単語にも詳しくなった笑)

それと、元々私が英語を学びたい理由の一つは「英語で情報収集できるようになること」だったので、これは100%達成できたことだなと感じています。実際、特定の分野の情報に関しては、日本語より英語の方が情報が豊富だったりする。日本に帰ってきた今も、ネットで何か調べるときに日本語の情報だけでなく海外の情報も積極的に見るようになりました。

ワーホリをする人の目的は、本当は「語学力向上」以外にある

海外に行くというと、周りは「語学力の向上」が目的だと考える人が多い。ですが、英語を勉強したいだけならわざわざワーホリに行かなくても日本でもできます。

私も行く前は「1年もいたのに英語が話せなかったらカッコ悪い」と思っていたから語学力がどれだけ伸びるかには不安があったけど、帰国した今はそんなことはどうでも良くて、自分の人生にとってもっと大事な気づきがたくさんあったと感じてます。

ワーホリに行く前、同じように「英語が伸びるか」に不安を感じる人はとても多い気がします。でも、ワーホリをする人たちの目的は、本音は別のところにあるよねと今は思う。もちろん「英語を伸ばしたい」という思いは皆持っているけれど、ワーホリに来るに至った背景や、心の中にある"本音"はもっと他にも色々あると思うのです。

いろんな価値観に触れたい、視野を広げたい、外国人の友だちや恋人を作りたい、海外に住みたい、20代最後に思いっきり遊びたい、キャリアチェンジを図りたい、etc....

そういう個々人の文脈こそ、本当はいちばん重要なのだと思う。

ワーホリで何を得られるの?という問いに対する答え

書いておいてなんですが、この問いに対する答えは特にありません。その人自身が見つけるものだから。語学力の向上に個人差があるのと同様に、ワーホリで何を感じるか、何を経験するかも本当に一人ひとり異なる。私もワーホリ中にいろんな日本人とも知り合い、刺激をもらいました。(ただし環境によっては日本人と話していても全然楽しくない時もあった)

もし「ワーホリで何も得られなかった」という人がいたとしたらそれもその人自身が見つけた答えだと思うけれど、そのとき気がついていないだけで、後々何かにつながることが絶対あると思う。

ワーホリを手放しでおすすめしたい訳ではないのですが、海外で生活したり働いたり、遊んでいただけだったとしても、その経験は本人にしか分からない(あるいは本人もまだ気がついていない)価値のある経験なのだろうと思います。

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「ワーホリで得られるのは英語だけじゃない」というようなことを色々書きましたが、だからといって英語が話せなくてもokとは全然思っていません。カナダは移民の受け入れに積極的でビザも取りやすいため色々な国の人が住んでいるけれど、特に若者に関しては、ワーホリで来ている日本人ほど英語が話せない人種はいないと思う。ワーホリビザは語学力のテストなどもなく、良くも悪くも誰でも誰でも取れてしまうビザだからこそ。

私も英語が話せない・聞けないことでいろんな思いを味わったけれど、それでもまたいつか海外で暮らしてみたい、という気持ちがとてもある。ワーホリに行く前は、そんなことを思うようになるとは想像もしていませんでした。なのであらためて、今後も英語を勉強していきたいなと思っています。

ありがとうございます。下着作りに活用させていただきます🎀✨