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海外の下着ブランドがすごい。日本中のひとに知ってほしい7ブランド(前編)

こんにちは。うめ組ランジェリーです。

現在カナダに滞在中、日本で新しいランジェリーブランドの立ち上げに向けて準備中です。(立ち上げる理由、実現したいことについてはこちら

今回は、個人的に気になる海外の下着ブランド7つを紹介します。見た目だけでなく、コンセプトやブランドが目指している世界など、知れば知るほど下着は本当におもしろい。


1. Agent Provocateur(エージェントプロヴォケイター)

以前の記事でも触れましたが、個人的に最も憧れる、最高にかっこ良くてセクシーなイギリスの高級ランジェリーブランド。それもそのはず、あのVivienne Westwoodの息子がつくったブランドだというので納得です。

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https://www.agentprovocateur.com/int_en/

1994年に設立、実店舗はイギリス周辺のヨーロッパの国々とアメリカ、唯一のアジアでは香港にあります。バンクーバー含めカナダにも過去にいくつかフラッグシップストアがあったようなのですが、残念ながら今は閉店しています。Instagramやサイトを見ているだけでも楽しいですが、いつか店舗に足を運んでみたい。

また、Agent Provocateurを語る上で外せないのがユニークなプロモーションビデオの数々。以下は8年前のものですが、これまでに166万回も再生されていて、今見ても下着のデザインも素敵だし、動画もおもしろいです。

余談ですが、直近のコレクションでアスリートがランジェリーを身につけて競技をするプロモーションビデオ(以下)があり、

個人的には「強くてかっこ良い、セクシーな女性たちが身につける下着」という最高にクールな印象を受けたのですが、このプロモーションに対して、カナダのハードル走者であるSage Watsonはというメッセージを投稿。

一方で、同プロモーションのモデルの1人、カナダの陸上競技選手のAlysha Newmanは、アスリートとして・女性として、自身のポジティブなメッセージを投稿しています。

@alyshanewman

たしかに、「競技中に男性から性的な目で見られるというのはアスリートとして屈辱的」というのはとても理解できます。同じ女性としての目線からは、女性アスリートの身体はただただ美しいのですが。「セクシー」=そのひと本来の魅力に溢れているということであり、いやらしいものではないと以前のnoteでも書きましたが、世界中の女性の生きてきた環境によってそれぞれ捉え方が異なる、なかなか難しい言葉だなと実感しました。

▼元記事はこちら

1発目から長くなってしまいましたが、、どんどん行きたいと思います。次は、こちらも多分知っている人は多いと思います、リアーナが手がけるランジェリーブランド。

2. SAVAGE X FENTY(サヴェージ×フェンティ)

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https://www.savagex.com/

ブラジャーは32A~44DDサイズ、ショーツはXS~3Xまでという幅広いサイズ展開が特徴のブランドですが、デザインも他にないポップでセクシーなものが多くてとても素敵なんです。個人的には以下のレインボースター柄がツボすぎる。欲しい。

そしてなんといっても忘れられないのが、2018年のNYファッションウィークでのランウェイショーのインパクト。妊婦やプラスサイズモデルを起用した独特な雰囲気のショーで、ブランドの世界観がビシバシ伝わってきます。

2017年にできたブランドですが、このブランドの出現が近年のビクトリアズシークレットの衰退に拍車をかけたとも言われています。ありえないぐらい細くてナイスバディなスーパーモデルよりも、もっとリアルで多様な女性像を体現するブランドを世界中も求めていたということですね。ちなみに、同じくリアーナが手がけるコスメブランド、FENTY BEAUTYも世界中から注目されています。40色ものカラーバリエーションを持つファンデーションは、多様性を持つ世界中の女性へのリスペクトが強く伝わってきます。さすがリアーナ。下着もコスメも実現していることの規模がでかいです。

3. MARY YOUNG(メアリー ヤング)

1,2とだいぶインパクトが強めだったので、次はやさしくソフトな印象のブランドを。カナダ・トロントをベースとして活動する、若い女性デザイナーのブランドで、デザイナー自身の名前がそのままブランド名になっています。

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女性の個性を生かして、そのままの魅力を表現できる、快適でやわらかい下着を提案しています。小規模なブランドですが、ブランドの世界観と、可愛くてセクシーで着心地の良さそうな下着がとてもマッチしていてすてき。思わずInstagramをフォローしたくなります。

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もともと洋服のデザインをするなかで、女性のファッションに違和感を感じ、女性を表現するいちばんベースとなる服、つまり下着を勉強し直して立ち上げたそう(参考記事)。カナダ国内の工場で作られていて、エシカルにも関心が高いブランドです。

また同ブランドが公式サイト上で運営する"Self Love Club"というコミュニティがあるのですが、コミュ二ティのコンセプトはもちろん、美しい映像で下着の魅力も伝わるすてきな動画があるのでシェアします。


ありがとうございます。下着作りに活用させていただきます🎀✨