見出し画像

【懐かしい分散登校】異校種人事交流より⑭

こんばんは。本日もお疲れ様です。
前回に引き続き、中学校の勤務のメモをしていきます。

次第に忘れられていきそうな分散登校

コロナ過を経験した世代の子どもたちが、
まだしばらく教育現場にいるうちは忘れることのなさそうな、
分散登校。懐かしいですね。

あれから数年が経ちますが、大きな衝撃だったことを覚えています。
普段の様子が一切ない教室の様子。異様でした。
そんな中でも、クラス内のコミュニケーションがとれるように、

ホワイトボードを活用して交換日記的なことをしてみました。
画像はのちほど。

前半クラスと後半クラスで日直を決めて、
毎日一人ずつメッセージを書いてもらいました。
30人くらいのクラスでしたが、半分にしたとしても2週間以上。

決して短くない期間です。
子どもたちは特殊な環境の中でも、
クラスメイトに向けて色々なメッセージを送っていました。

当時を思い出して記事を作成していますが、
こみ上げるものがありますね。

今思うと、当時の「普通」とかけ離れた状況に、
感覚がびっくりし過ぎていたのかもしれません。
今では「分散で登校でも良くないか?」と思う場面が、

現場ではちょくちょく見受けられます。
どんな時もみんな一緒なのは、
世界的に一般的なのでしょうか??

不幸中の幸いみたいな感じになってしまうかもしれませんが、
感染症が原因で教育現場は大きく変化しました。
「もとの生活」に戻りたい気持ちは理解できるのですが、

戻さなくていいものあるのではないでしょうか?
校種によって差はありますが、
生徒の登下校の時間は発達段階が進むにしたがってばらけます。

大学は登下校の時間みんな揃ってないですよね??
「それは大学生だからだよ」
感覚を刷新しましょう。既成概念という言葉はご存じでしょうか。

10年、20年、何も変わらず同じことを続けて、
いったい何が成長するのでしょうか。
もはや鎖国してるようなものだと思うのですが。

教育現場の鎖国を終わりにしましょう。
「新しいことやろう」と言いつつ、
過去の感覚に依存してませんか?

現代の感覚に適した現在の自分がいますか?
判断基準は自分の中にありますか?

子どもたちは環境や状況が変わっても、
その場に応じた自分に必要で、
やりたいことをやっています。

大人ぶるのを、一度やめてみましょう(^^)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?