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【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】災害ボランティアが被災地でピース?インスタ写真を見てムカッとした話

先日、能登半島地震の被災地でボランティア活動をしている知人2人が、インスタグラムにピースサインをした写真を投稿しているのを見かけました。彼らの善意の行動を評価したい気持ちもありますが、正直なところ、その投稿にはあきれてしまいました。

被災地でのピース写真、果たして適切なのか?
被災地でのボランティア活動は非常に重要です。多くの人々が支援を必要としており、ボランティアの手助けが欠かせません。しかし、そんな中でピースサインをして写真を撮り、SNSにアップすることが、本当に適切なのか疑問に感じます。

  1. 被災者の気持ちを考える
    被災地では、多くの人々が家や財産、そして時には愛する人を失っています。そのような深い悲しみの中で、笑顔のピース写真を見ると、被災者はどう感じるでしょうか?ボランティアが楽しんでいるように見えることが、彼らの心情を傷つける可能性があります。

  2. ボランティアの本来の目的
    ボランティア活動の目的は、被災者を支援し、少しでも彼らの生活を元に戻す手助けをすることです。インスタグラムに写真を投稿することが目的ではないはずです。ピース写真が自己満足や自己アピールになってしまうと、本来の目的が見失われてしまいます。

  3. 感謝の気持ちを忘れない
    被災地での活動は、被災者に感謝されるべきですが、それ以上に、ボランティア自身が被災者に対して感謝の気持ちを持つことが大切です。写真を撮ることよりも、被災者とのコミュニケーションや、彼らの声に耳を傾けることに注力するべきです。

知人の行動を批判するつもりはありませんが、被災地での振る舞いには細心の注意が必要です。ボランティア活動が自己満足やアピールにならないよう、本来の目的を見失わずに行動することが重要です。被災地でのボランティア活動を通じて、真の支援とは何かを改めて考える機会にしてほしいと願っています。

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