見出し画像

【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】今がチャンス!復興進む能登を訪れて、観光で支援しよう

能登半島地震の被災地を訪れて観光を楽しみながら、地域の復興を支援する機会が広がっています。ほっこく観光(金沢市)が企画した「今行ける能登」応援ツアーが、9月20日から始まりました。このツアーでは、甚大な被害を受けた輪島市や穴水町を巡り、被災者と交流し、現地の特産品を購入して、地域の復興を直接支援することができます。

初日は金沢市や小松市、南砺市などから参加者が集まり、地震の爪痕が残る輪島市の朝市通りを訪れ、地元の人々との温かな交流を体験しました。特に、輪島塗や海産物など能登の魅力的な特産品を手に入れながら、地域の復興を願う姿が印象的でした。朝市で商店主と会話しながら商品を選ぶひとときは、観光以上の価値を持つ体験だったようです。

参加者の一人は「被災した奥能登に足を運んでいいのか悩んだが、ツアーに参加して良かった」と話していました。観光客が訪れることが地元の人々にとっても励みとなっており、輪島市朝市組合の一部の商店主も「観光客が来てくれると、本当に嬉しい」と笑顔を見せていました。

午後には、のと鉄道の穴水駅から七尾駅までの「語り部列車」に乗車し、地震発生当時の状況を語り継ぐ体験もありました。この「語り部列車」では、地元の語り部が地震の記憶や被災地の様子を共有し、訪れる人々にとって貴重な学びの場を提供しています。

このツアーは日帰りで金沢駅を出発し、のと鉄道やバスを利用して奥能登を巡ります。今後も12月まで続く予定で、輪島朝市コースや気多大社での復興祈願、千里浜なぎさドライブウェイを巡るコースなど、14本のプログラムが企画されています。どのコースも「語り部列車」が組み込まれており、訪れるたびに能登の歴史や文化、そして復興の姿を感じ取ることができます。

能登は震災からの復興を目指して進んでいますが、観光客の力が大きな後押しになります。被災地を訪れることで、地域の人々と直接交流し、観光を通じて復興に貢献することができます。能登の美しい風景や、温かい人々との出会いをぜひ体験しに来てください。

今後のツアーに関する詳細は、ほっこく観光のホームページやお問い合わせ窓口で確認いただけます。
ほっこく観光ホームページ
お問い合わせ先:076-263-3565

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?