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【能登半島地震を乗り越えた女性防災士が語る】氷見や金沢などで相次ぐ道路の陥没!でこぼこ穴が突然できる怪奇現象の理由とは

2024年元旦に発生した能登半島地震は、多くの地域に深刻な影響を及ぼしました。地震から4ヶ月以上が経過した今でも、被害の余波は続いています。特に、富山県氷見市や金沢市では道路の陥没や沈下が相次いで報告されています。

氷見市での被害
富山県氷見市では、地震の揺れとその後の気温上昇が原因で、新たな被害が出ています。氷見市飯久保では、地震直後には見られなかった路面の沈下が、4月に入り、10か所以上で確認されています。氷見市によると、地震の揺れの影響でアスファルトの下に空洞が発生し、さらに気温の上昇によりアスファルトが緩んだことで、路面の沈下が相次いでいるということです。これまでなんともなかった道路に、いきなり穴が開き、陥没するのは正直怖いです。

金沢市での状況
金沢市でも、能登半島地震の影響で道路の陥没などが2000件を超える情報が寄せられています。地震の影響は深刻で、市内の道路には陥没やひび割れが数多く見られます。凸凹している道が各地で見られ、これに対応するため、金沢市と市内の建設会社などが協力して行う「まちなか協働パトロール」が5月9日から始まりました。

まちなか協働パトロールは、毎年この時期に行われています。道路の状態を専門の目でチェックし、被害箇所を特定するための重要な取り組みです。

能登半島地震の影響は、地震発生から4ヶ月以上経ってもなお続いています。氷見市や金沢市など、被災地では新たな道路被害が次々と明らかになっており、地域社会が一丸となって復旧作業に取り組んでいます。

地震の影響によるアスファルトの空洞化や気温上昇による緩みが、道路の陥没や沈下を引き起こしていることから、今後も注意が必要です。地域住民の安全を守るため、引き続き迅速な対応と対策が求められます。

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