見出し画像

答えは自分の中にしかないってこと

尊敬する栗本佳音さん。

別のアカウントで話されていた内容が
グサグサと刺さってきて、その時思った気持ちを忘れたくなかったので
書いて残すことにする。

短いし、実際聞いてほしいのだけれど
めっちゃ簡単に要約すると

嫌いな人にフォーカスしてしまって自分の本質見失ったら人生もったいないやないかい

という風に私は捉えた。


かつて、社会人だった私は
最後に勤めた会社で「もう無理。本当に無理。私は社会では働けない。」と思った。

意見をはっきり言えない私は、
自分さえ我慢すればよいと言いたいことも言えず、
とにかくがむしゃらに頑張っていた。

この最後の会社で、最強のラスボス上司と出会い
何をしていても上司の顔色をうかがい、いつもビクビクしながら、
でも何も言われないようにと仕事を完璧に、
締め切りよりもうんと早く仕上げることを最重要課題としていた。

この上司は、
事務所で他の人の文句を言い、
それが日常会話と同じように感情なく言うもんだから、
この人は全く悪びれてないと思ったし、
あぁ私も同じようにいないところで言われてんだろうなとも思った。

別に言われてもいいし、と思う自分と
やっぱり悪口なんて言われたくない、と言われないよう振る舞う自分。

締め切りより随分早くミスなく終わらしても、
褒められることは全くなく
毎日とにかく小言を言われないようにと祈る日々。


日曜になると、
サザエさんの音楽を聴くのも怖くなり、
大好きなイッテQ!を見ても笑えなくなっている自分に、

私って何のために働いてるんだろう。
そもそも働きたいって思ってたっけ?
そんなに毎日ビクビクして自分にとって良い影響はないよね
家にいても仕事のことを考えてしまう、のは違うと思う
何にそんなに怯えているんだろう

そんな状況を変えたくて、
更に頑張ってみたり
毎日淹れるコーヒーにレイキをかけてみたり(怒られないように願掛け)
私は気にしてませんからと自分に言い聞かせてみたり

でも、やればやるほど、上司へのフォーカスは止まらなくなるのだ。
だって、元々嫌いって思ってる上に重ねてるだけだから。
『嫌い』は消えてなくて、しっかりそこにある。


私って、ここでずっと働くの?
でも、辞めるって逃げることよね?
でもでも、これ以上この状況を変えること私にはできない。


定年で退職される方の引継ぎで入社したから、その方が辞めてしまったら
私はますます辞めづらくなる。

今、辞めるしかない。

夫に、泣きながら全てを話した。

「辞めるのはいいよ。でもね、これから自分でやろうとしたら自分の意見をはっきり言えないとやれないよ。そこはできる?」

夫は、本当に頼りになる。
自営業だからその大変さを知っているというのもあるけど、
人間的にも性格的にも私とは全く違いしっかりしていて術を身につけている。


先輩に辞めることを話すと、引き留められたが
(そりゃ、そうだ。せっかく仕込んだのに辞められると先輩が困るもん)
全て話して私の意思も固いことから何も言えなかったようだった。

社長とも面談をした。

この社長は今まで会った社長と言われる人の中で、
とても素晴らしい方だった。
自分よりも従業員、自分よりも会社の為と動く方だった。

突然の辞意に、「何が原因なのか?」と聞かれ、全て話してしまおうかと思った。

でも、同僚に同じように思っている人がいたので、
私が正直に話すことで他の人まで面談を受けて、
会社のバランスが壊れてはいけないと思った。
先輩にはそのことも話して、必要であれば私が言っていたことを話しても構わないと付け加えていた。


その上司は、悪気がないのが(私たちにとっては)悪くて
でもとても頭が切れる人で社長には絶対必要な人だった(と、私は思う)

だから、そこを去る人間が何か言って壊すのはよくないかな、と。


栗本さんの動画を見て(聞いて)
私のその時の本質って何だったかな?と改めて考えた。

そもそも働きたかったわけではない。
働かないと暮らしていけないというわけでもなかった。
そろそろ保育園入れて働こう、という軽い気持ち。

何度も転職してるから、
今回こそはと自分なりに厳選して決めた職場だったけど、
自分の本質が『社会で働く』ところにベクトルが向いていなかった。

辞めるって逃げるってことだ
と、なかなか辞めることに自分でOKを出せずにいた。
限界間近なのに、まだ自分に厳しいままだった。

でも、今は逃げてもいいと思える。
そうすることで自分が保たれるのならば。

また、新たなところで0(ゼロ)から始めないといけないけど
それも自分が選んだこと。

私って社会に向いてないんだ、と思ったけど
また社会で働くことってあるのかな。

ひとりの方が気楽でいいや、って思ったけど
ひとりだと限界あるし、
私の意識が変われば人と働くということもできるかもしれない。
むしろ、やってみたい、試してみたい。

栗本さんは、私が兄やんを産んでからインスタで知った方で、
私よりもうんと年上の方かと思いきや、違った。
でも、経験値がすごく高くて、
だからこそ彼女の言葉は重くてずしんと来る。
さぞ完璧なのかと思ったら、こんなこと思ったりもしますーって
さらっと言ってみたり。
とにかくかっこいいお方。

5年くらい前に会いに行ったけど
自然体で飾らないところも素敵だったなー。

2020年に夢かなを受けた時に
私が描いていた未来は

その時の資料(もがいてた自分を思い出すなぁ)
あなたの夢全部書く!というページ

写真では小さいので何点か抜粋すると

休みは自分で決めたい
人に縛られず自分の好きなことで収入を得たい
子供あと2人ほしい、自宅出産
いろんなファッションに挑戦したい
金髪にしたい(叶え済)
ブログやエッセイを書く(まさに今!)         などなど

まさに今やってることや、やっている途中のもの、
中には既に叶えたものもあったりして感慨深い。

やりたいことやらせてもらえることに感謝して
今日も自分の本質にフォーカスし続ける。

せっかくいただいた体をフル活用して
思考と意識は、必要なものをインプットして
今世はやりきるぞ!


働いてた当時は、
なんでこんな人が上司なんだろう。
この人じゃなかったら、私のパフォーマンスをもっと出し切ることができたのに、とか
こんなに頑張ってるのになんで褒めてもらえないんだろう、とか
答えを外に求めていたのがわかる。
この上司が悪いのではなくて、全ては私の捉え方。
答えはいつも自分の中に。
この法則をしっかりと私の体験の含め落とし込む為に、この経験をしたんだと思う。

その上司に対して今だから思えること








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?