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正しいことを言うとき、聞くとき、気を付けたいこと

正しいことをいうときは、少し控えめにするほうがいい。吉野弘

 僕の好きな詩人の一言です。

 人は他人から正しいことを言われると、そのことが正しいことを自分が分かっているがゆえに、カチンと来てしまう時がありますよね。

 僕もそんなことがたまにあります。

 仕事で意見を言われたときや、家で妻と話をしているときなど、相手が正論を声高に主張してくると、自分では自分が間違っていることは分かるのに、かえってムッとしてしまうことがあります。

 そんなとき、自分は何てちっちゃい人間なんだろうと自分で自分がいやになりますが、吉野さんの言葉を読んで、人はそういう動物なのかもしれないなと少し気持ちが楽になりました。

 でも、人から正しいことを言われて、自分が間違っていると思ったときは、素直にそのことを認めることができる大きな心を持ちたいです。

人は素直でないと成長できませんから。

 これは野球を通じて学んだことでもあります。僕は数年前まで、少年野球のコーチをしていたんですが、そのときの経験から言うと、どんなに才能がある選手でも、コーチや監督のアドバイスを素直に聞いて、自分なりに考える選手でないと、どこかで成長が止まります。

 逆に、それができる選手は、監督、コーチの期待以上に大きく成長する姿を何回も見てきました。

 吉野弘さんの言葉は発言する人の立場から見た言葉ですが、僕は、それを聴く側の立場から読んで、感じるものがありました。

 そして、自分が発言する立場に立ったとき、正論を声高に主張しすぎていないか、もう一度自戒してみようと思います。

 世の中で、素晴らしいリーダーと言われている人には控えめな人が多いといいます。そんな人が本当の意味でのリーダーとなりうるのでしょう。

 正しいことは相手を傷つけないように、少し控えめにいう。そんな人だからこそ、リーダーに相応しい人格が宿るんだと思います。

 正しいことをいうときは控えめに、そして、相手が正しいと思ったときは素直に。

 そんな人間になりたいと、僕は思います。

 今日も最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 「言うは易し行うは難し」ですけどね💦

 今日も一日がんばりましょう‼️

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