「ジャパニーズサブカルチャーについて話す」回想

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いわゆるサブカルの纏う雰囲気って具体的になんていったらいいんだろう?って考えてみると結構言葉にするのが難しい。

古着系ファッションでも言い表せるとおもったけど、古着が好きな人って自ずとインディーズの音楽が好きなのかしら?
あ、髪型がマッシュヘアーの人がそうなのでは?とおもったがバンドマン前髪で目が隠れがちだから趣味がどうもこの辺の人たちをいっぺんにサブカル系だとおもってるな、自分…という。

他にもなんとなくカメラを持って歩くのが好きな人とか、昭和レトロが好きだとか、なんかその辺の人もサブカル括りにしてしまっております。

だいたいそのあたり〜って認識があるからサブカル、が全然サブじゃなくて一種のメイン路線だという考え方に繋がってるのかも。

ラジオ内でもお話しした通りやはりサブカルは、もはやサブカルチャーの域をはみ出してきてるのかなと思います。

この配信の後、わたしのイタリア人の友人からサブカルチャーについて勉強になった!という意見をいただきました。

海外で名の通っているサブカルチャーはサブカルではなく、Subcultureのほう。アニメ、マンガ、コスプレだと思われてるので日本人の思うそれとはだいぶちがうんだな!というのがわかっていただけたかな、と思います。

サブカル=まだまだメジャーになりきっていない、という概念が日本では変容しつつある中、海外で邦楽なんかを聞いてる人はほんとにサブカルの中のサブカルと呼べるようになるのか…?なんて。

邦楽バンドはなかなか海外でも有名で!!っていうのは少ないかと思いますが、一方でアイドルというのは日本およびアジアの独特のものなのでサブカルというよりはSubcultureに属しているのかなとも感じていて。

海外でもBackstreet Boys、One Direction、Spice Girlsなどなどいわゆるアイドルグループはもちろんあるのですがアジア圏が売りにするものとは違います。

アジア圏の男性アイドルというのはおそらく欧米の人から見れば、非常に中性的です。比較的線が細く、化粧をしてる方もいます。

いわゆるイケメン!と言われる方って美しい男性であることが多いような。髭を蓄えた、男らしさがある人も優れた容姿であると認識されますがそれは男前という表現が似合う感じがします。

そして海外だと後者の男らしいほうがモテ要素である傾向を感じます。特にイタリアに関してはもう、ヒゲ!胸毛!体毛!!っていう、このゴリゴリの男らしさを前面に押し出してるのでそう思うのかもしれません…笑 イタリアじゃないところだと別にこんなに体毛重視(?)ではないと思いますが笑笑

また女性アイドルはやはり可愛らしさが大切にされていると思います。欧米だとモテるのは、オンナ!!!っていうか、強い美しさをもつ人な気がするんですよね。セクシーであること、強い意志のある女性であることが魅力的な要素で、日本人が求めるかわいらしさ、儚さ、健気さとは真逆ともいえる。

こういうモテ要素の違いがサブカルチャー、はたまたメインカルチャーにも影響してるかもしれません。

また、このサブカルチャーの回にてたまきさんがたくさんお笑いのことについても話してくれましたが、なんとなくお笑いはわたしの中で文化というものに結びついていなかったことにも気づきました。

しかし笑いのツボやセンスってほんとにお国柄で違うもので、この国ごとの多様性を考えるとこれも立派なカルチャーなんだろうなと思いました。

よくアメリカンジョークとかいいますけども、海外の方の面白いツボがまったくわからずついていけないことが多々あります。(主にイタリア人との会話において…)

音楽などに関しては海外のものも聴きますし、いいなぁと思うんですけど笑いの分野に関してはほんとにまったく理解できない!ということがあります。

お笑い文化に関しては完全に自分の中のJAPANを感じますね。

今度からはお笑いも一つの日本の立派な文化なんだなぁ、と思いながら見ることにします。

こうすることでたまきさんがお笑いからたくさんのサブカルチャーを開拓していったように、わたしもまた新しい世界が見えてくる…やもしれませぬ。

ということで今回はこの辺にて。

(あおやぎ)

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