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何かのパンデミック

金曜日からはじまったヨーヨーの発熱が月曜日の午後になってもおさまらない(37.8〜38.8の間をうろうろ)。

自宅でPCR検査をしても陰性だったけれど、高熱4日目は不穏なので、GP(かかりつけ医)に電話したら、すぐに時間をとってくれた。

12月にはいってから急に寒さが厳しくなった英国では、「スカーレット・フィーバー」と呼ばれる溶連菌(猩紅熱)が大流行していて、子供が13人も死亡しているらしい。

ヨーヨーの場合、赤班や苺舌のような顕著な症状はなくて高熱だけなので、なにか違う風邪だと思っていたのだが、診察してくれたお医者さんによると、人によって症状の出方が違うので溶連菌の可能性もあると言われた。

それで抗生物質を処方してもらい、一旦ヨーヨーを家に帰してから薬局を何軒か回ったのだが、なんと、どこにも在庫がない。

申し訳なさそうな薬剤師さんに「いま、供給が追いついていないからどこに行ってもないかもしれないよ」と言われ、市販の解熱剤だけ買ってすごすごと帰宅した。

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40代半ばで夫婦はじめての海外暮らし。旦那は一年の私費留学を終え、現地で仕事開始。7歳と4歳で渡英した子供二人はバイリンガルになれるかな?表では書けないニッチな話や個人的な考えも盛り込みつつ、ワンコインで月に20本前後をお届けします。購読中はマガジン内の過去記事(200本以上)もすべて読み放題です。

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