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レ・ミゼラブル(悲惨な人々)

やー、よかったです。ミュージカル好きだけど、涙滂沱したのは初めて。

自分がこの楽曲がすごく好きなことはわかっていたけど子供には難しいかも?とためらっていたところ、同じ歳の子供のママンから「連れてったけどすごく良くて子供も気にいってた」と聞いて、じゃあ!と自分の趣味で(今まではどうしても子供基準で選んでいました)選びました。

「レ・ミゼラブル」は、7月革命の時代を舞台にしたビクトル・ユゴーの小説をもとに、1980年にパリ、1985年にはロンドンで初演という百年超えの古典ミュージカルです。

最前列のすすめ

だいぶ前に映画でみたときはファンティーヌの「I Dreamed a Dream」が心に残ったのですが、今回いちばん泣けたのは、戦闘で一人生き残ったマリウスが、死んでしまった仲間を思って歌う「Empty Chairs at Empty Tables」でした。

最前列だったのもよかったです。最前列って、全体を楽しむにはいまいち寄りすぎでそんなに値段の高い席ではないのですが、視界を遮る他人がいないのと、オーケストラピットが目の前で大迫力の音響がたのしめるので、個人的には、空いていたら絶対取るくらいお得な席だと思っています。

演出も良かったし役者陣(とくにジャンバルジャン)が素晴らしかったのでもう一回見に行きたいくらい、いや、これは絶対、全体を見渡せるバルコニー席とかでリピートしちゃうな。

知らない方はぜひ、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハザウェイ主演の映画、みてみてください。劇場とはまた違うけど、よくできていました。Netflixで見られます。

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40代半ばで夫婦はじめての海外暮らし。旦那は一年の私費留学を終え、現地で仕事開始。7歳と4歳で渡英した子供二人はバイリンガルになれるかな?表では書けないニッチな話や個人的な考えも盛り込みつつ、ワンコインで月に20本前後をお届けします。購読中はマガジン内の過去記事(200本以上)もすべて読み放題です。

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