見出し画像

小学生が興味ある《職業ランキング》を見て思うこと 〜作り手側にもスポットを当てろい〜

うきょう|フリーゲームプロデューサー兼マーケッター（株スタジオデルタ代表）

フリーゲームプロデューサー、うきょうです。

毎年コロコロコミックが発表している
興味のある職業ランキング
というものがあります。

コロコロコミックは小学生男子が読むバイブルみたいなものなので、興味がある職業においてはなんとなく想像はしやすいでしょう。
（俺はボンボン派だったとかいう議論はここでは辞めようじゃないか）

ましてやコロコロはYouTuberをよく誌面で取り上げられていますし、子供にとってのゲームやホビー専門誌でもありますので、そのあたりの属性に興味が沸くのは至極自然ですね。

ちなみに興味がある職業ランキングは

１：YouTuber
２：プロゲーマー
３：ゲーム実況

とありますが、
メイン対象は小学生の男の子であり、
YouTuberはゲーム実況をしたい人も多いので
いずれにしてもゲームに関して
興味づけされている方が多いのかなと
勝手に受け取ることとします。


見えないものには興味を持てない

残念ながらこれ。

私も子供がいますが、
日々Fortniteに明け暮れて
Fortniteの休憩時間には
YouTubeで「Fortnite」の動画を見ているという
完全に洗脳されている生活を送っています。

最近さすがにこれまずいと思っているんですけど、
いずれにしても
私がやっている仕事には一切興味がなくw

その界隈の友達に聞いても
ゲームクリエイターになりたい人なんて０。

ゲームクリエイターなんかよりも
実況者とかプロゲーマーの方がなんか格好いいし
目立てるし、お金持ちになれるしという、

まさに一部の情報を鵜呑みにして
そこに夢を抱いている・・・ならばいいんですが

目指したらそうなれると思っている人が
多すぎるのもめちゃやっかいだと思っている。

ある種ポジティブだけどね。


そもそも目にする機会のないことに対して
興味を持つことはほぼない。あるわけがない。

ゲームクリエイターなんてのは
一部の生放送とかで出てくる時はあるけど、
それを子供が視聴することはほぼないし、
ゲームクリエイターって憧れだぜーっていう
気持ちすらも起きないでしょう。

それよりもキラキラしていて若くて
お金持ちでやりたいことを自由に体現できている
YouTuberやゲーム実況者、
プロゲーマーの方が遥かに格好いいと思えるし
魅力的だし、やりたいことを
やれているように見えちゃうから、
そちらに興味がいくのは必然ですよね。


おまえらつくらんのかーい

そしてそういう憧れの職業に対して
作り手側から見ると
どう思うのかというと
一言で「うらやましい」です。

理由としては
・売れるタイトルを取り扱えばいい
・自分で作らなくていい
・楽しく放送してお金が稼げる可能性がある
・自由度が高い

と言ったような理由です。

こっちは必死で作っているのに
そう簡単におもしろいゲームだけ放送して
視聴者数集めてちやほやされて
お金も稼げるなんてなんて夢のある仕事だよ！

っていう口を開発者達ですることがありますw

実際は相当な努力が必要なのを知っている上で言ってるわけですが、それでも開発側にスポットが当たらないのは少し寂しいような〜っていう気持ちになるところに落ち着きます。

そういうもやもやを抱えながら、実況者とかプロゲーマーっていいよな〜っていう目を見ながら、そういう方に広告料をお支払いして、自分のサービスを宣伝してもらっている毎日です。

どうもありがとう！w

PS.
それでも開発することの楽しさ、喜びを共有できる方は一人でも増やしたいので、引き続き啓蒙活動もやっていこうと思います。

【執筆者：うきょう】
ゲームプロデューサー ＆ 事業プロデューサー。ソフトバンク、LINE、NHNを経て２回目の起業。オンライン、オフライン問わずに幅広い職種でも対応できる事業戦略や商品、集客企画が強み。Twitter DM（ https://twitter.com/ukyoP_san ）
または yasutaka.ikeda@playlife.jp まで
お問い合わせください。
▼公式LINE
マーケティング、採用、組織化、ビジネスモデル、集客などについて配信しています。（登録特典：50日で5000フォロワー増やしたTwitter戦略）
https://lin.ee/eEYRERB


いただいたサポート費は還元できるように使わせていただきます！ 引き続き読んでいただけるような記事を書いていきたいと思います。