「エシカルフード」とは何なのか
今日は最近耳にした「エシカルフード」について、色んな面から調べてみたいと思います。
・そもそも「エシカルフード」とは?
エシカルとは、「ethical」のことで「倫理的な」という意味があります。
さらにかみ砕くと、「倫理的な」というのは「人として守るべきモノ」という意味であり、直訳するとエシカルフードは「人として守るべき食べ物」ということになります。
これはいわゆる社会や環境に配慮した食品のことを指していて、SDGsに配慮した食品が当てはまるのではないかと受け取りました。
ちなみに、エシカルフードの1つ上のカテゴリーで「エシカル消費」と呼ばれる言葉もあるらしく、食品に限定しない社会や環境のために配慮した消費行動を表しています。
なので、エシカルフードがSDGsに配慮した食品といっても間違いではないかと思います。
・どのくらい注目を集めているのか?
今回は、注目を集めているのかという基準を「市場規模」で調べてみました。
ただ、エシカルフードという枠での市場規模はわからなかったので、「SDGsに配慮した食品≒フードテック」と捉え、フードテックの市場規模で推測しました。
こちらの記事にあるように、フードテックの市場規模は上昇傾向にあり、2025年には700兆円もの市場規模になると言われています。(「Smart Kitchen Summit 2017」にて)
フードテックは人々に求められ需要があるものであると同時に、社会的・環境的課題を解決するとされているものも多く、エシカルフードの注目度合ととらえてもよさそうです。
・どういった企業がどういう商品を提供しているのか
代替肉・垂直農法(ヴァーティカルファーミング)野菜・昆虫食といった商品があります。
ほかにも代替ミルクや、D2Cで手に入る魚などをこのブログで過去紹介させていただきましたが、日本でも手にいれやすいものにここでは限定しました。
①代替肉
モスバーガーやフレッシュネスバーガーは大豆由来の代替肉を使ったパティを作り、ハンバーガーを提供しています。
大豆を使い家畜の需要を減らすことで、環境への配慮がされています。
②垂直農法野菜
天候に左右されず、使用した水を再利用することもできる垂直農法は「持続可能な農業」とされています。
ドイツ発のInfarmは、野菜を育てる垂直農法を店内で行う、という店舗を都内で展開を始めました。
③昆虫食
無印食品がタンパク質豊富なコオロギで作るせんべいを販売しています。
こちらのHPにはコオロギと環境の関係性が詳しく書かれています。
日本でも手に取りやすいエシカルフードがこれからも増えていけばいいなと思います。
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