見出し画像

投資先をアルゴリズムで判断するソフトが開発されている

今回はこちらの記事を読んで、考察したことを書いていきたいと思います。

テーマは「AI」です。

・どういう技術なのか

TLCが開発しているのは「アルゴリズムを用いて、投資を的確に行うための技術」というのは読んで理解できたのですが、「つまりは、どういう技術なのか?」を深ぼっていきます。

まず、アルゴリズムというのは「計算可能」という意味があり、「説明書」みたいなもので、それにそって何かを組み立てられます。
なので、そのアルゴリズムにそって様々な変数を組み込んでおき、何かを変数に代入したら最適な結果が計算されてくる、といった技術のイメージを持ちました。

ちなみに、具体的にどういうアルゴリズムが組み立てられているのかはこちらに載っています。

そのアルゴリズムをAIに導入することで、AI使えば使うほど目的(投資先ベンチャーが成功する?)を達成する期待値の高い企業を選んでくれる、というソフト?が最終的に出来上がるのでしょうか。

・定性的な部分をどうやって、定量的にするのか

「どうすればAIを最初期ステージのベンチャーに適用して、モデルから特徴を識別すると同時に、ビジネスの定性的特長にも対応できるだろうか。」

と本文にあるように、まだ成長するかしないかどうか当然分からないファウンダーを、どうやってアルゴリズムで判断できるようにするのかが非常に難点だと感じます。
あまり世の中にないサービスや業種なら猶更でしょう。

きっとこれからその点に関して、仮説検証を行いながらデータを蓄積していくことと推測されますが、運用実績があがった未来にはこのTLCのシステムが、投資先を判断する判断軸として用いられるのかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?