「料理」をシームレスにするIoT実証実験
今回は、料理をするために生まれる様々な行動を、シームレスにする実証実験が開始されたことについて書いていきたいと思います。
・どういう実証実験なのか
「うちレピ」というアプリを中心にした実証実験です。
「うちレピ」はサッポロが開発しているアプリで、食材の管理とその食材に合わせたレシピを提案してくれます。
今回の実証実験は、APIなどで他社の技術をうちレピと連携させる実験のようです。
実験は2021年7月1日からの予定です。
連携させるのは、「食材購入」「在庫情報」「調理」に関することで、1つ1つどういうことなのか次項で説明できたらと思います。
・どういった連携なのか
まず、「食材購入」というのは、ネットスーパー(イトーヨーカドー)とうちレピを連携させ、うちレピ内で食材を購入できるようにするものです。
加えて、実に説明する冷蔵庫内在庫管理によって、足りなくなりそうな食材をアプリが提案してくれるようにもなります。
続いて、「在庫情報」についてですが、うちレピでも手入力で在庫の管理は可能です。
ただ、今回の実験では冷蔵庫の中身が自動的に連携されます(Panasonic)。より強化されるわけですね。
最後に、調理ですが、うちレピが提案するレシピと調理家電が連携される(SHARP)ようになっているそうです。
これは余談ですが、Hestan cueのように調理の全てを家電が行うのではなく、料理の「楽しいと感じる部分」だけは人が出来るような家電ができたらいいなと思ってます。
他にも東芝などが協力を発表しており、全てで8社だそうです。
「シームレスな料理」が実現されれば、料理を楽しめる方がより増えてくるのではないでしょうか。
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