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新規顧客獲得のためのデリバリー~個人経営店にフォーカス~

昨日上げた「需要が伸びた冷凍ミールキット」の最後に「両立型」がうまれてくるという記述をしましたが、それについて書いていこうと思います。

この「両立型」というのは、「店舗経営+デリバリー」の両方を同じ店舗で行うことを指しています。私はこの両立を個人経営店が行うようになってくるのではないかと思っています。それは今経営が厳しいといわれている居酒屋においてもです。

現在も両方を行っているお店は多くあると思いますが、その店舗内訳はチェーン店が多いかと思います。UberEatsやWoltのアプリを開いていただくと、そのことを実際に確認できます。

私が両立する個人経営店が出てくると思う理由は、デリバリーは新規顧客獲得方法として良質だと考えるからです。かつては、チラシを配ったりSNSをみて実際に店舗に来てもらう必要がありました。ですが、デリバリーを使うとお客様が自宅にいても自店舗の料理に触れてもらうことができて、気に入ってくれれば今後店舗に足を運んでくれそうです。

特に、居酒屋で始める店舗がでてくると思います。日本フード協会の調査によると、9月の前年比の売上で居酒屋は52.8%ということで、飲み会の開催頻度が日本全体で減っていることが分かります。つまり、どこかで飲みたいと思っている人いるということです。リモート飲み会が一時話題になりましたが、家で飲むにしても何かおいしいおつまみがほしい人は多いのではないでしょうか。居酒屋のおつまみデリバリーはそういった需要を満たせると推測します。

当然、デリバリーを始めるためにはメニューの再考や専用容器の購入、デリバリー会社(Uberなど)との契約などコストや手間がかかることと想像できます。もしかしたら、始めたいけどどうしたらいいのか分からないという経営者の方も多いのでしょうか。

上記から、個人店専門のデリバリー会社が出来ると面白いなって今思いました。

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