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「Zoom飲み会」ってどうなった??

今回は、最近あまり耳にしなくなった「Zoom飲み会」、ひいては「オンライン飲み会」がコロナ禍でどう変化したのか、調査してみたいと思います。

テーマは、もちろん「オンライン飲み会」です。

・どのくらい開催されている?

率直に言えば、「第一波(4月~5月)の時期よりは、需要が大きく落ち着いている」と思います。

まず、こちらの記事を見ていただきたいです。
後半、「陽性者数・酒屋・居酒屋」の消費指数がグラフになっています。

これから、2020年4月以前と12月の差を見てみると、酒屋の消費指数は4月以前に落ち着く一方で、居酒屋の消費指数は4月以前までは回復していないことが分かります。
つまり、「家でお酒を楽しもう」と酒屋でお酒を購入していた人達の消費が落ち着いてきているのです。
こう考えた時、オンライン飲み会の需要は4月~5月の第一波の時期より、減っている可能性があります。

続いて、こちらの記事の「あなたは、これから忘年会や新年会があったら、参加したいですか。」のアンケート結果を見てほしいです。
オンラインでの飲み会に肯定的でない割合が高いことが示されています。
正確には、オフラインを希望している割合が高い、ということですが、オンラインでの飲み会の需要の低さを示していると言えると思います。
仮に、オンライン飲み会が楽しいものであるとするなら、体験したことがある人が10%ととはいえ、ここまで顕著に差が出ないと考えるからです。

・利用者の変化はあるのか?

昨年末の忘年会や、今年の新年会をオンラインにする話をちらほら耳にしました。
「10人・20人の規模でオンライン飲み会やったら、まとまりがなさそうだなあ」と考えていたのですが、今後はこういった会社・法人団体の利用が増えてくるのかもしれません。

理由は、「コミュニケーション不足」を解消したい、と考える人が増えそうだからです。
働くうえで、毎日の何気ないコミュニケーションは大切だと思います。何気ない、というのはふとした時に起こるという意味です。
私はアルバイトではありますが、その大切さを実感しています。
ただ、リモートでは会話する時間を「意図的に」設けなくてはいけません。
そのために必要なのが「オンライン飲み会」になるのではないでしょうか。

実際、法人向けにサービスを展開している、nonpi-foodboxという企業があります。
8月にローンチして、12月には2000人の利用者が見込まれていたそうです。
2000人だと、20人の飲み会で100組、50人の飲み会だと40組が、同時刻に同じ食事をとってコミュニケーションしていることになります。

プライベートでの利用と法人での利用、どちらが今後需要に変化があるのはどちらなのでしょうか。気になるところです。

・「オンライン飲み会」に適したツール

上の項で、「意図的に設ける」といいましたが、「何気ないコミュニケーションを意図的に設けられるのか?」と考えた方もいると思います。
確かに、そういう考え方もあると思うので、ここではどうやってオンラインで何気なくコミュニケーションがとれるのかを考察します。

解決する方法の1つとして、適した「コミュニケーションツール」を見つけることがあるでしょう。
何気ない会話とミーティングの違いを、「話題が事前に決定しているか否か」だとここでは捉えます。
何気ない会話に、事前打ち合わせとかないですもんね。

そう考えたとき、何気ない会話をオンライン飲み会で行うために必要なのは、「話題を提供してくれる第三者」だと考えました。
第三者、しましたがイメージ的にはそれを「コミュニケーションツール」が補ってくれる感じです。
たとえば、「話題をランダムにルーレットで決めてくれるシステム」であったり、「簡単なゲームシステム」です。
こういったシステムがオンラインコミュニケーションツールに盛り込まれたら、特に法人の人たちが利用しやすいと思います。

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