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「Instagram」と「ヒトサラ」の連携について考察してみた

今回はこちらの記事について、考察したことを書いていきたいと思います。

・背景

まずどういった点を考察するのかをお話ししていきます。

「インスタでおいしい料理や店を発見してお店に行くケースが増えている。検索サイトで検索して、予約できるグルメサイトを探して予約するのが手間だと感じていたので、それが直接つながると非常に便利になる。ヒトサラの掲載店もすでにInstagramのアカウントを持っている店が非常に多い。ちょうど1年前から先行して料理の注文の機能は連携しており、効果を上げている店舗がある」(本文より抜粋)

とUSEN Media代表取締役社長の成内さんは話してますが、なぜそこまで効果を上げているのか疑問に思いました。

理由としては、ユーザーの年齢層に大きく違いがあるのではと感じたからです。
「Instagram」は10・20代が中心、「ヒトサラ」は30・40代が中心だと推測していました。
つまり、Instagramをメインで利用する層はヒトサラが勧める飲食店にマッチしないのでは、と考えたということです。

・両者のユーザー層

最初に、ヒトサラのユーザー層ですが、
〇男女比率→男性:52% 女性:48%
〇年齢→20代:10% 30代:21% 40代:32% 50代:26% 60代:12%

2018年4月時点
ということで、大方予想通りでした。
30~50代の方が8割を締めているんですね。

一方で、Instagramのユーザー層ですが
〇男女比率→男性:43% 女性:57%
〇年齢→10代:11.8% 20代:21.7% 30代:20.2% 40代:19.9% 50代:16.7% 60代:9.4%

(10代は17歳以上)(2020年4月時点
というデータでした。
こちらは、推測が大きく外れていました。
20~40代の利用者は大きく変わらないのですね。

結果として、Instagramを利用する年齢層が、ヒトサラも利用していることが分かり、年齢というステータスでは、両者が提携したことに「なるほどな」と思いました。

ただ、ヒトサラの利用者は高収入の人が多い(つまり、客単価が高い)ということで、この点はどのようにユーザーとの接点を作っていくのか興味深いです。
また機会があれば、調べてみます。

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