急激に加速した通信料金競争~NTTドコモと日本通信~
今日はこちらの記事について書いていきたいと思います。
最近話題になっている携帯通信料金のニュースですね。
正直、今回はあまり詳しく知らない分野なので、自己理解のための説明や感想を基本に書いていこうと思います。
・「ahamo」と「SSD」
ahamoはNTTドコモ(以下、ドコモ)が発表した新料金プラン名。
月間データ容量20GBを月額2,980円(税別)で提供するプランで、2021年3月から提供開始の予定です。
手続き・サポートをオンライン限定にするのは面白いなと思いました。ドコモはこれまで強くアプローチ出来ていなかった20代への接触を試みており、ターゲットが20代ならオンラインのみの手続きでも大きな問題はないと判断したのでしょうか。
目的が既存客でなく、20代という新規顧客獲得ならオンラインのみで対応するという決定も理解できます。
SSDは日本通信が発表した新料金プラン名。日本通信はMVNO(※)サービスを運営しています。
月間データ容量16GBを月額1,980円(税別)で提供するプランで、2020年12月10日から提供開始の予定です。
月間容量を16GBとしましたが、2021年3月以降は20GBに増やすとしています。
発表のタイミングといい、GBを16から20に変更するタイミングといいHP通りのドコモへの対抗をしているんですね。
(※MVNO:仮想移動体通信事業者のこと。自社で通信回線をもたず他社の回線を借入して運営する。いわゆる、「格安SIM」のこと)
・他社は今後どうでるのか
日本通信のHPには月間容量20GBを利用するための必要料金が各社比較されていて、”ahamo”と”SSD”の契約料金が非常に安いことが分かります。
今回の発表を受けてどういう対応をとるのでしょうか。
通信業界は〈5G〉というシステム構築のために投資をしている企業が多いと思いますが、今回の2社の発表を受けて流れは代わるのかチェックしていきたいです。
・ふとした疑問点
日本通信はMVNOなので、他社から通信回線を借り入れています。そして、借入先はドコモなのです。
ここで、ドコモから回線を借り入れている日本通信が、ドコモに対抗すると声を大にして新規プランを導入しても問題ないのでしょうか?何かもめごと?みたいなのは起こらないのか疑問に思いました。
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