見出し画像

「ゴーストレストラン」ならぬ、「Ghost bar」

今回はこちらの記事について、書いていきたいと思います。

テーマは「ゴーストバー」です。

・ゴーストバーって何?

「ゴーストバー」は「ゴーストレストラン」の酒類を中心に提供する版、だと受け取っています。

ゴーストレストランは、店舗や席を持たず食事を販売する飲食店経営の1種で、テイクアウトやデリバリー販売を中心にしているトコロが多いです。「ゴーストバー」も販売形態は似ていると思います。

実際、「Ghost bar」は店舗を持たず、オンラインで注文を受けた後、デリバリーで商品を手依拠しています。
家でお店の味を楽しみたいという方には、うってつけのサービスになっているわけですね。
「Ghost bar」以外にゴーストバーが今後展開されるかは分かりませんが、日本にも出来たら楽しそうです。

・「Ghost bar」サービスの特徴

Ghost Bar’s owners said the point of their concept is to provide specialty cocktails users can get delivered to their own homes in roughly the same amount of time (or less) it would take to get an order from(本文より抜粋)

とあるように、マンハッタンの1部でのみサービスを提供しているからこそできる、商品の素早い提供は魅力的です。加えて、カクテルは注文が入ってから創られるとのことで、出来立ての味を楽しめるのも消費者の心をつかむのではないでしょうか。

ただ、記事にも記載があるように、ドリンク以外の値段がボトルネックに感じてしまいます。配送料やサービス料を含めれば、1杯のカクテルに2000円ほど支払うことになります。
実際、2杯以上飲む人は他の選択肢を考えることを推奨する内容が、記事に書かれていて、料金に抵抗感があることが分かります。

最近始まったサービスとのことで、今後広まるかもしれない「ゴーストバー」の先駆けとして、どのように今後サービスが変わっていくのか気になるところです。

(上記のように書きましたが、一番の特徴は、誰もが取り組んでいなかった「酒類のデリバリー」をサービスとして実装した、ということかもしれません。)

・日本にゴーストバーはある?

調べてみたところ、日本に「ゴーストバー」と呼べる形態のお店はなさそうでした。

ただ、昨年は出前館がデリバリー専門「クラウドキッチン」の運営を始めるなど、日本でも「ゴーストレストラン」に対する注目度が高まっていることは間違いないです。

この流れで、酒類を専門に扱うお店が「ゴーストバー」の運営がいつ始まってもおかしくないと思います。

店舗を持つ必要がないため、通常のバー経営者に限らず、酒販売店や酒類販売工場を持つメーカーなど、幅広い層から注目を集めそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?