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僕が本を読む理由

「小説は究極の娯楽だ。」

最近、本(主に小説)を読み始めた。
小説を読むことは好きだったし、自分の感動や体験を彩度をあげて人に伝えられるようになりたいと思っていたからだ。

そこで一度止まった僕は、考えだす。純粋に「本を読みたいから」ではなく、「読書をしている自分に酔いたいから」読もうとしているのではないか?
それでは意味がない。やりたいから、やる。そういう感覚を持っていたい。
もう一度よく考えた。

自分の体験をきれいに言葉にして伝える必要なんてない。
感動は自分の中にさえあればいいのだ。(多くの人の場合)
結局、「何がやりたいか」を考えることを放棄して手近にあるものを選んだだけなんじゃないか。

正直、手近かもしれない。
ありがちな選択肢かもしれない。
単純な娯楽として楽しむだけで、将来的な自分の資産にはならないかもしれない。

僕にとって読書とは、いろいろな人の生き方や価値観/美しい表現が体感できて、
それを自分の中に取り入れられる時間になっている。
(今年度は本の感想も書いたりしたい)
そしてなにより、作者と、登場人物と、一緒にいられる時間がとても楽しいのだ。

だからやっぱり僕は、本を読みたい。

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