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辛い思いをしている後継者の方に

どうも、ウクモリ ヒロオです。

木曜日の仕事納めまで残り3日。泣いても笑っても・・・と言いたいところですが、今年1年の出来事を脳内で振り返ってみたら、泣いたことがほとんどないことに気付きました。当然、映画やドキュメンタリーを見ながら感情を揺さぶられ、涙こぼれることは多々ありましたが、特に悔し涙を流すことが皆無だったこと・・・自分自身気付いて驚きました。

松山工業という会社に入社した時、私は幾度となく涙してきました。血筋ではない後継者が入社したことによる、理不尽さ極まりない状況が続いたのを今でも明確に覚えています。そういった状況を打開するスキルと知識がない私にとっては、本当に辛い状況でしかありませんでした。

おそらく、私のような後継者って沢山いるかと思います。20年以上経ったことなので言えますが、会社では大人しくしておけとアフターファイブの場で胸ぐらを掴まれたこともあります。ありがたいことに、そういった人間は皆、文句を言いながらも会社を去ってくれました。あの時、そういった仕打ちにも近い状況を耐え続けて、本当に良かったなと今では思えるようになりました。

後継者で、理不尽な状況に置かれている方も、実は相当数いるのではないかと感じます。こういった場合、私がそうであったように、先代からは「なぜ、会社の流れに迎合出来ないんだ」と問われるかもしれません。なぜ分かってくれないんだと、余計辛い思いをしている方も多いかと。

私の場合は、流れに全く迎合しませんでした

だからこそ、お客様を大切にしつつ、新たな可能性を追求するようになりました。ここで大切なのは、「お客様を大切にしつつ」という部分。これが軸になければ、流れに逆行したとしても上手くいきません。なぜならば、フォロワーになるべき人が現れないからです。結果的には、私は外部でのフォロワーが増え、実績につながったからこそ、迎合せずとも私自身が新たな流れを作ることが出来ました。

何をやっても上手くいかない・・・そんな後継者の方がもしいたとしたら、何事も他人を責めていませんか?例えば、「みんなが理解してくれない」「色々と試してみたけど上手くいかない」「今の事業内容では将来が見えない」という状況が続いていた場合、自分に責任はありませんか?

それぞれ、「みんなが理解してくれるように自分は何をしたのか」「色々試してみた結果、何が原因で上手くいかないのか」「将来が見えないのであれば、何をすれば将来が見通せるようになるのか」・・・そういったことを考え・実行するのが経営者の仕事です。私は昔、「言っても(たぶん)分かってくれない」と考えていたため、本来は発信するべき立場であるにもかかわらず、その仕事を放棄していました。今だからわかりますが、それでは上手くいくハズありません。

自分ごとになり、行動して、初めてゼロがイチに変わります。そして、やり続けていたら価値に変わります。なによりも、続けなければ価値は生まれません。だからこそ、私は三日坊主の癖を克服する努力を続けました。このnoteも、そんな克服の場として活用し続けています。

後継者、経営者の中で何かやらなくてはいけないと焦っている方がいたとしたら、元旦からでも良いので、noteを週5日400字程度書き続けてみてはいかがでしょうか?

出来ない理由を作るのではなく、自分自身を変える行動を起こす

大切なことだと思います。

こんなことを感じつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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