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想いを言葉にすることの大切さ

松山工業株式会社の鵜久森 洋生です。

年始からバタバタしつつも、なんとかnote、facebook、instagramでの投稿を続けています。私の場合、ネタ切れを起こすことはほとんどないので、あとは書く時間をどう創出するか・・・隙間時間の在り方を考えるようになりました。

知ってもらう努力をしなければ、誰にも伝わらない

私がここまで投稿にこだわるのには理由があります。
それは松山工業という会社のブランディングに直結するからです。弊社はたった16人の小さな会社です。私が入社した20年前の段階では、大手家電メーカーや原材料メーカーなど一部の人には認知されていましたが、世間では知らない人が限りなく100%に近い会社でした。

そんな状況下、後継者向けセミナーでブランディングとマーケティングについて学びました。
今回はブランディングの話をしたいと思っているので、私が大切だと思っている2つの点を述べたいと思います。

補足しておくと、ブランディングについては私自身もまだまだ学んでいる途中なので、私がやっていることは「基礎しか学んでいない素人が実践しているブランディング」なのをご理解ください(笑)

①タッチポイントを増やすこと

ひとつ目はタッチポイントを増やすこと。
タッチポイントとは、お客様と接点となるもののことで、例えばこんなものが含まれます・・・

①名刺
②カタログ(資料)
③ホームページ、SNS
④体験会などのイベント
⑤グッズ(配布物、イベントで着るロゴ入り衣装など含む)
⑥ウェブミーティングの壁紙
⑦その他、特徴となるような活動
(弊社の場合は、リサイクル素材の無償提供活動がそれにあたります)

思いついたものだけでも、これだけあります。
私の場合、「基本的に相手は松山工業という会社を知らない」という状況を想定して、ブランディングを考えています。その状態から「経費をあまりかけずに」知名度を上げてゆく・・・そんなことも意識しています。

例えば、弊社のホームページはだれでも10秒みたら、少なくとも3つの大きな特徴が分かるように工夫しています。
ちなみにホームページは、Wixを利用しながら完全自作しています。自分で手直しがすぐにできる点と、年間の経費が独自ドメインの維持費16,000円だけなので助かっています。

誰に知ってもらうのかも大切なのですが、まずは限られた時間と予算の中、何が出来るのかを考え、実践することが大切だと感じています。

②毎日続ける

私が大切だと思っている2つ目のポイントは、情報発信です。
企業によって、どのような情報発信の仕方が良いのかは違います。企業によっては意図的にバズらせたいとTwitterを使うケースもあるでしょうし、プロダクトのブランディングの側面からinstagramで・・・というケースもあるかもしれません。

私の会社の場合はB to Bがメインの会社なので、発信した情報が誰にリーチしているのか分かりやすい、facebookが便利だと感じています。

以前、DMM.make AKIBAさんとnoteさんが開催したイベントでも同じことを言っていましたが、SNSを活用する場合の大切なポイントは「毎日発信を続けること」です。

私は昨年秋からnoteに復帰しましたが、日曜日以外は毎日発信を続けています。また、facebookでは昨今の状況に合わせ、平日は毎日かなり長文の投稿を続けています。
お陰様で、noteもfacebookの投稿もビュワーが増え、いいねを押してくれる方、コメントを入れてくれる方が当初と比べると格段に増えています。

この投稿をお読みの方の中には、「毎日はなぁ・・・」と苦笑する方もいるかもしれませんが、そう思っている間は「知られていない状況」を変えることが出来ません。毎日何かしらを発信し続けるからこそ、ゼロがイチになったと実感できる日が到来します。
(Instagramはこの5年間、朝7時に毎日投稿中です)

やり続けて見えてくるメリット

まず、ホームページについてですが、こんなメリットがあります。

①ない場合と比べて、知ってもらえる確率が高くなる
②より良い内容に更新を続けることで、お客様にどんな会社(製品)や自分
 たちの想いが伝わりやすくなる
③内容の充実化を図るプロセスが、そのまま自社を理解することにつながる
 
私の会社のホームページは、実はすでに4代目です。
最初はどちらかと言えば独りよがりな内容で、見る人たちのことを考えていたとは言い難いものでした。そこから、より興味を持ってもらえるようにと工夫を重ねることにより、昨年10月に最新版を公開。
お陰様でビュワーが大幅に増加しただけでなく、たった3カ月で具体的な案件のご相談件数が、それまでの1年間での件数を越えました。

私の会社のホームページはまだまだですが、相手がどんな気持ちで観ているか・・・そんな点を配慮しながら作るようになってきました。

太字にした自社の理解ですが、これってブランディングで大切な要素だと思っています。実は私も最近まで、自分の会社の強みや弱み、こんなチャンスがある・・・といった部分がボンヤリしていたので(苦笑)

SNSのメリットはご縁が広がることですが・・・

SNSをやり続けることのメリットですが、当然ながらご縁が広がってゆくことです。

ただ、気を付けなくてはいけないのは、相手がどのような受け止め方をするのか。やみくもに投稿やコメントを発し続けても、その内容が知らず知らずにだれかを傷つけていたりすると逆効果になる可能性があります。

私は、「相手に良かれと思って発信したことでも、実は相手にとっては触れて欲しくない場合がある」ことを意識しながら、発信を続けています。
こう考えることで、普段人と接する際にも、相手を思いやる様々な配慮が出来るようになるので、大切なことだと考えています。

特に私の場合は、「相手の話を聞く」よりも、「人に伝える方が好き」な人だからこそ、配慮したいポイントでもあります(滝汗)

想いを言葉にすること

タイトルについてですが、これまで述べたことを続けていると、「自分たちの想いがより多くの人に届くだけでなく」、「自分たちの想いがどんなものなのか自分たちが気付く」キッカケにもつながります。

私の場合、会社での立ち位置が「経営者」「新規事業開発担当」「ブランディング担当」「マーケティング担当」と明確になっているので、今回述べたことの大切さを理解しています。
特に経営者の場合、会社のことを一番理解していなくてはいけない人物だからこそ、率先してこの部分に取り組んだ方が良いかなと考えています。

まあ、私もまだ素人の領域なので、偉そうなことは言えませんが、積み重ねた量だけは相当なものになってきました(笑)
今回は、そんな状況ではあるものの、DMM.make AKIBAの会員の皆様が、より一層の成功を収めて欲しいとの想いから、こんな内容を綴ってみました。
いかがだったでしょうか?

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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