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続けたから見い出せた可能性という言葉

どうも、ウクモリ ヒロオです。

今日は、先週末の代休を取りました。リフレッシュするため上野公園でスズメさん達と遊んできました。ちょうど、蓮の花が実となり、そこにスズメさんたちが止まったくれていたので、良い写真が撮れました。そちらの模様はいずれまた。

ところで、先週末の香川県で開催した水中ロボットのワークショップ。善通寺市の小・中学生のみなさん向けに実施しが、現地の皆様から良い評価を頂いているようです。

今年初めて、中学生向けに水中ロボットを実際に作るワークショップを開催。水中ロボットコンベンションで、長年ジュニア部門のリーダーとして活躍している、東京大学生産技術研究所の山縣さんが、自ら開発したMARK IIIというジュニア向けの機体を、ワークショップ向けに準備してくれました。昨年末、第64次南極観測隊の一員として、自律型ロボットで氷山の下を探査するという偉業を達成した山縣さんですが、次世代の育成にも尽力されています。

また、ワークショップの骨格作りで尽力されている、AFK研究所の近藤さんの創造力が無ければ、この企画は成り立たないといっても過言ではありません。クリアファイルを使った、水中グライダー作りは、詳しい説明書がなくとも完成するように設計されています。

実在する動物は動きが複雑なため、水中ロボットで生物の動作を再現するためにはどうすれば良いのかと考え、近藤さんがたどり着いたのは、古生物というキーワードでした。

2019年にワークショップで作成した「シンダーハンネス」

2019年に近藤さんと私、そして富士通さんの3者で、古生物水中ロボットのワークショップを開催。サーボとプロポ以外は、基本的に100円ショップで売っているもので作れる・・・マニュアル作りなども並行しておこない、約半年かけて完成した約10体のシンダーハンネス(アノマロカリスのような形状の古生物)。今や、国際ロボット展で不動の地位を築いている、土曜日の水中ロボット操縦体験コーナーで、出来上がったロボットを初めて泳がせた時の達成感と充実感は、今でも忘れられません。

時はさかのぼって2012年のこと。ロボットの展示会で、勇気を持って声を掛けたのは東京大学の浦環先生。名誉教授だとは思えない、自然体で素敵な先生との出会いがあったからこそ、水中ロボコンのお手伝いをするようになりました。その出会いから10年以上の時を経て、先日のワークショップような活動にもつながりました。実は今回、先生のご子息が善通寺市の近くに住んでいらっしゃったため、奇跡的に浦先生が見学に来てくれました。

今回語った方々との出会いがあったからこそ、そして当事者のひとりとして長年一緒に水中ロボットの発展のため、様々なことを取り組んできたからこそ、周りの方も私も、次の扉が開き続けています。そして、様々な取り組みを続けたからこそ、ようやく可能性という文字が見えてきました。

可能性という文字は、何かを始めたとしてもすぐには見えてきません。ただ、何かを始めないと、可能性という文字にたどり着くことが出来ません。だからこそ、私はさまざまなことにチャレンジし続けています。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!



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