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「他流試合ノススメ」を母校で学ぶ

どうも、ウクモリ ヒロオです。

昨日は母校である、法政大学の長岡ゼミのイベント「カフェゼミ」に参加してきました。長岡先生は「創造的なコラボレーション」の新たな意味と可能性をテーマに、学生には「越境活動」を推奨している、キーワードだけでも共感ポイントが多い方です。私が通っている共創施設で出会い、いずれはこのイベントに参加したいと思っていました。

実は、先生と出会うキッカケとなったのは息子です。息子は学生時代、他校に通っていました。が、たまたま長岡先生の話を聞く機会があり共鳴。そして、カフェゼミに何度か通ったのち長岡ゼミに参加するようになり、正式にゼミ生として活躍していたようです。私の母校で息子が・・・そんな不思議なキーワードから結びつき、気が付けば今度は私がカフェゼミに行くことに(笑)

今回は、長岡先生とキャリアコンサルタントの柴田朋子さんが、ロールモデルについて語るトークタイムを経て、グループディスカッションをし、交流タイムへ・・・という流れでイベントが進みました。冒頭の長岡先生のカフェゼミのあり方に関する説明された時点から共感ポイントが多く、始まって数分で参加して良かったと思えるほどでした。

先生が語った越境活動をする上で、大切な3つのキーワード・・・

自作自演
→自分で自分の「気持ちいい」居場所を創り出すことの大切さ。私自身、13年間経営者をやって来て、この点がとても大切だと感じています。

脱予定調和
→予定調和にならないようにする。創造的なコラボレーションをする上で、予定調和は最大の阻害要因になると私は思っています。

アマチュアリズム
→簡単にいえば「知らないことを知らないと言える」こと。別の言葉で置き換えると「知ってること=偉くない」ということ。私は、自己理解を深めている最中に、知ったかぶりはとても損をすると肌で感じ、教えてもらうことの大切さを学んだことが過去があります。

私自身、行動する上で無意識のうちに大切だなと思っていたことを冒頭の数分で言語化してくれたのには驚きました。一方で、過去には完全に異端児的な扱いをされていた、こういった考え方が大切だと説く、同士ともいえるような方に出会えたことは、アダム・グラントの著書「GIVE & TAKE」で、ギバーという概念に出会えた時と同じぐらい嬉しかったです。

軸となったロールモデルに関するセッションは、ロールモデルって本当に必要なのかという視点から入っていったので、常に頷いていました。私自身、様々な経験を経て、素の自分であることの大切さを理解し、モデルケースが無いフィールドを作ってきたからこそ、柴田さんのように「ロールモデル=?」という心境の方が理解出来ます。

最近は、品川女子学院の特別授業などをプロデュースする機会があることから、若い方のポテンシャルの高さに驚き、尊敬することも多いからこそ、なおさらのことロールモデルに対するおふたりの捉え方に共感したのかもしれません。私のnoteで何度か登場する、インド仏教徒の頂点に立つ佐々井秀嶺上人(バンテージ)のように、憧れの存在はいます。ただし、仕事においては「ご縁を大切にしよう」「正道を歩もう」と考えていたら、それ自体が行動の軸になりました。

柴田さんが「ロールモデルになる人がいなかった」と仰られる状況、私自身がそんなフィールドに1歩踏み入れているので、より共感しました。そして、「推し活」に置き換えた表現。学生の方々は、とても分かりやすかったんじゃないかと思います。

初めて体験したカフェゼミ。トークの内容も充実していましたが、それ以上に学生の方々の生き生きとした表情も印象的でした。出会った社会人の方も、話しをしてみたら共通の友人でつながっていたり、驚きの連続でした。当然ながら、息子の知り合いも多く、その点があったからこそ、初体験ながら馴染みの場所になった感じがしました。

語り尽くせませんが、6月にカフェゼミがあるようなので、参加したいと思います。長岡先生、運営担当だった学生の皆さん、そして出会った皆さん、本当にありがとうございました。

こんなことを語りつつ、今日のnoteを終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。感謝!

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