森に招かれ　お弁当持って…

朝目覚めれて...
早朝に来たメールが　二通　送信後　削除になっていた。

“どうしました？”と返した

メールの主は　森の女史だった

”今日　祈り岩の辺りを　片付けるので...”
茶化しに来られないかなと


手伝いに来てくださいでは　無いので....
削除したと...

送ったメールを　読み返して　削除をする癖がある浮世雲
分からなくは無い

その日に　突然　お招きは　女史らしい
これで三度目である

一度目は　お茶をいれに

次は　森へ　縄文人の形跡を探しに

迷った...

花見疲れか　体調優れず
弁当🍱を　作る体力気力は　無く
コンビニで　小さな小さなお弁当と
花見団子🍡を　買って　森に向かった

桜吹雪の中 森へ
ずっと　以前から気になっていた
場所がある

何度も何度も　探すと見つけれず　
車を停め
Google先生に尋ねる
“三社神社”....

ふと　目を外に向けると...
神社⛩️の前であった

驚いた　
こんな立派な神社⛩️が森の中にあるなんて

三社では　無く
六社であった

久々に　清々しい空気感の境内だった

龍三昧のお社は　御立派で

御神木も　天然記念物なくらい立派で

森へ向かう

祈り岩と呼ぶ　磐座

黙々と　片付ける女史が居た。

“お弁当食べに来ました
お手伝い出来ずに　すいません”

ギランバレーに恋をして
身体の不調の時に　無理はしないように
なった。

お弁当を食べ
花見団子を　皆で摘む

話は尽きない

それにしても　いい天気だ

朝目覚めれて
息を繋ぐに精一杯な日常

些細な事を　重ねて　喜んでいる

“また　お弁当　食べに来ます”

茶処でもある

それでいい

ギランバレーに恋をして
回復期リハビリテーション
森へ招かれ