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スキルに頼りすぎて成功しないのは●●がないからだ!


僕たちはインターネットやテレビ、SNSでめちゃくちゃ活躍されている人を見て、「すごいな〜。たぶん自分では到底及ばないスキルや技術、経験を持っているんだろうなぁ」って思うことないですか?


確かにそういう人たちはすごくスキルが高いこともあります。


でも、スキルが高ければ成功するってわけじゃないんです。


例えば、SNSを見てもらえればわかるんですが、世の中には何年も大企業のエリートサラリーマンをやっているのにフォロワーさんから認知されていない方や、専門資格を持っているのに多くの人に声が届いていない方なんてごまんといらっしゃいます。


逆に、主婦の方が思いつきで始めたツイッターが数ヶ月で何万フォロワーにもなりテレビで紹介されたり、「何も特技がないんです」と悩んでた青年がマーケティング事業で仕事を受託したりと、一般にスキルがないと思われがちな方が成功してたりするんです。


実は僕も「スキルがずば抜けていれば成功できる!」と信じていた者です。


・ライティングのスキルがずば抜けていれば物が売れる。

・英語のスキルがずば抜けていればみんながありがたく僕の話を聞いてくれる。

・ビジネススキルがあれば馬鹿にされない。


こんな感じです。特に英語コーチ1本で生きていたときはひどかったです。英語さえネイティブばりに話せるようになればお客様がわんさか集まってくれると思っていました。


結果は惨敗。お客様は集まらず、変なアンチに攻撃されるだけ。


皆さんの中にも、

「仕事のスキルが上がれば俺は成功できる」とか、

「この資格があれば認められる」とか、

思ってはいないでしょうか。


もちろんスキルがあるにこしたことはないです。ただ、スキルだけ持っていれば上手くいくなんてことはありません。


ちなみに僕はこのスキル至上主義を改めたことで、ツイッター上からもお仕事をもらうことができ、自分の好きな人生が歩めてるのかなぁと思います。


じゃあ、スキルが一番大事じゃなければ具体的には何をしたら良いのでしょうか。


それは自分の軸を持つということです!


あなたは今、事業をするにしても、副業をするにしても、SNSで発信するにしても、どんな軸のもと頑張っていこうとされていますか?


ここで軸というのは、英語、ビジネス、健康などのジャンルのことではありません。あなたの人柄や熱意、美意識、「ここはブレない」という意志、情熱などを言います。


例えば、僕の友人はアトピーに悩んでいた過去があることから、お肌のケアについて発信しているのですが、「アトピーがあると見た目がガサガサになるだけでなく、自分を醜いと思うようになり自己肯定感を失ってしまう。だから、そんな悩みを克服して前を向けるようにしたい」という軸で発信し、かなりの指示を集めています。


他にも、コーチングをやっている友人は、「コーチングをしています」という軸ではなく、「人の話を聞く」ということに特化して発信を続け、多く方から仕事を受託しています。これは「多くの人が自分の話を聞いて欲しいと思っている。でもそこから自分で解決策を見出すことができない。だからまずは話を聞いてみんなの悩みを解決したい」という軸があるんです。


では、かつての僕はどうでしょう。


僕には軸がありませんでした。


ただ、「英会話が上手くなる」、「ネイティブが使っている英語表現」という物にフォーカスしかしておらず、自分の想いや、お客様にどうなって欲しいとかではなく、自分が必要に思ったものを無機質に提供していただけだったんです。


まさに「スキルだけ提供すればいいんじゃね?」状態ですよね。


これだとお客様は僕から買いたいとは思いません。だって別に僕じゃなくてもいいんだもん。


ここでスキル至上主義の落とし穴をご説明します。ずば抜けたスキルで成功したい、売り上げを出したいなら、本当に誰も追いつけないようなスキルを身につけないといけません。


僕でいうと、TOEIC満点を連発する人、アメリカに移住して何十年も生活している人、ネイティブスピーカーよりもずば抜けたスキルを持っていないとみんなから認めてもらえないんです。


英語においてネイティブに勝つなんて本当に不可能ですよね?


では、営業やコミュニケーションスキル、副業スキル、料理などの他ジャンルはどうでしょう?


これらも全部一緒です。スキルで見たときには常に上には上がおり、猛者たちが存在します。


そんな中であなたの商品を認めてもらうのは至難の技です。


だからこそ、あなたしか出せない味、つまり”軸”というものが必要になってきます。


軸は、想い、情熱、理想の未来から成り立っています。


みなさんも何か発信する時、事業を立ち上げる時、副業するときにどんな軸でやっていくのか考えてみてください。


次回は軸の見つけ方についてお話ししたいと思います。

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