点と点はいつか繋がる~馬とのふれあい~
最近お馬とふれあっています。
理由はシンプル、心が動いたから。
藁を運んだり小屋の土を耕したり、身体を動かして誰かのために動いている。これが気持ちが良くて嬉しいのです。
なぜいきなり、馬？
馬とふれあい始めたのは先月。
今年の春頃「乗馬体験し始めたんだ」と話していた母に
へぇ~！と驚き、感心していたことが全てのはじまり。
母は今まで私たち３人の子どもを育てる中で趣味に時間を費やしていたイメージってほぼなかったんですよね。
いつも家でご飯を作ったり家事に忙しくしていたから。
そんな母が父が亡くなって5年が経ち色々と慣れてきた今、「ずっとやってみたかったんだ」と乗馬に行ってみたとのことで。
その秘めていた想いと１人で行動を起こしてたことに私はとっても驚いたのでした。
「馬はいいよ～ 目がいい。本当に優しい。」
なんて話す母の話をふんふん、と聞いていた私だったけど
なぜか、それから馬と触れ合って癒され喜んでいる自分のイメージがものすごく明確に見えてしまって。頭から離れなくなってしまってた。
もともと動物が大好きだけれど、母の話をきっかけに「馬」に自分でも予想以上に惹かれている自分がいたことがびっくり。
ということで確かめるべく。
グーグル先生に聞いて、色々と乗馬クラブを眺めながら
馬に乗りたい、技術を身につけたいわけではないんだよなぁ・・とも思っていた。
どんぴしゃなところを見つけてしまった
そんな中見つけたのが今通っているところ。
「乗馬技術の上達のみを目的としているのではなく、馬の世話や乗馬を通し、全身の五感をめいっぱい使い、心から馬との豊かな時間を楽しむ場所」
「ストレス社会の中で動物としての人間である私たちが馬とのふれあいを通して、忘れてしまっている等身大の個人に向き合い、感じ、気づき、考え、行動することにつながる」
「馬の世話や乗馬等のアナログ体験をすることで、ありのままの自分に気付く」
わたしの胸をバシバシと突いてくるメッセージが目に飛び込んだ。
これこれこれこれ！と静かに興奮して、勢い任せで足を運んでみた。というのが先月でした。
（前置き、長~！笑）
馬とのふれあい
わたしは乗馬より、馬と接すること自体をしたかった。
お世話がしたい、奉仕がしたい、そういう想いだったからもう今のところがぴったんこだったわけです。
現場ではブラッシングをして馬具をつけたり
餌の用意をしたり水飲みのバケツを洗ったり
乗馬以外のお世話もその時々必要なことをして。
乗馬に関しても馬たちを場所に連れてくことや手順を学びながら、馬たちと触れ合う時間がもう愛しくてたまらなくて、心底癒されています。
からだや顔をなでて感じる温かさや柔らかさ、
大型動物なんだなって感じる大きさや足の重さ、
つぶらで優しい目、もぐもぐする口、などなど・・
生命というものをビシバシ感じる喜びもまた深い・・・
馬ってすごく繊細なんです。
群れる動物特有の危機管理だったりから来るものらしく
周りに敏感で、接する私たちの心の状態まで見透かしている。
こちらが不安や戸惑ったり怖がるとそれは伝わるし、甘い気持ちでいると馬もとことん甘さに付け込んでくると。
だからリードする私たちがまずは自分を律し、馬を律していく、という共同作業になるんですよね。
馬を介して自分と向き合う。
馬の態度で自分の中身を客観的に見る。
これはお互いの成長や信頼関係の育みに繋がると思う。
生命 対 生命
この臨場感にものすごく心が躍ってしまうわたしもいるのです。。はぁ尊い。
(ヲタ活ぶりに発したこのセリフw)
自分の心と未来を信じる～点と点は繋がってくる～
こんな風にして馬との触れ合いが始まって
わたしはまたひとつ、やりたいと思うことを生活に取り入れた。
やりたい、実現したい、というのは必ずしも仕事に結びつくものじゃなくていいんですよね。
これがやりたいから、この職業に就く。
そんなに難しく考えなくても、いいと思う。
やってみたい、触れてみたいこと、
気軽に小さくでも一歩をスッと出してみる。
人ってインプットしたことは
アウトプットしないとすぐに忘れてしまう。
それと同じように心がトキメいたり躍ったことがわかってもそれを否定して疑ってスルーすることも簡単にできてしまう私たち。
そうなるとそこからまたトキメキを思い出す、行動を起こす、というのが超腰重くなっちゃうんですよね。
何度も心当たりがあるよ。。
生きる中で培ってきた思い込みや制限・ルールって
無意識領域で日常的に働きかけてくるから、手ごわい。
だから、意識的になるって大事！
鉄は熱いうちに・・！
好き、気になる、をどんどん行動に繋げていこう。
こんな点と点がきっと後から繋がってくる。
そう信じてる。
"Connecting the dots"
スティーブ・ジョブズも言ってました。
先を見通して点を繋ぐことはできない。
後で振り返って繋ぐことしかできない。
いつか何らかの形で点と点が繋がると信じること。
そう信じることは今わたしたちがやりたいことをする自信を与えるだろう。
共通点はただひとつ。
気になる、好き、と心が動いて躍るもの、こと。
それで、いい。
自分の心と未来を信じてアクションしていこう。
そんな生き方がわたしに勇気と希望を与え
イキイキと生きる糧になっています・・！
📍道草牧場 / エコ•ヴィレッジ馬里
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