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熊谷🐻熊吉
2023年5月19日 08:16
昨日のネタで、二日続けちゃうぜ😁。 読み下し文は、子曰く、与(とも)に言う可(べ)くして、之(こ)れと言わざれば、人を失う。与に言う可からずして之れと言えば、言を失う。知者は人を失わず、また言を失わず。 「与に」は、今なら「共に」と書くのかな?…てことは、ルー大柴の「togetherしようぜ!」みたいな意味か⁉️ 自分で言っといて、「そりゃないか?」とボケ、ツッコミを独りでやっ
2023年5月17日 09:34
『論語』公冶長篇の中の一章。最後のコマの、孔子を見る👀子路の表情がなんともはや…😁。 5/15放送の「きょうの料理」でイワシをやってたから(笑)。 『春秋』は、孔子が編纂したと言われている(最近は否定派が有力筋😞)、魯近辺の歴史書。 『春秋左氏伝』は、それに左丘明という人が書いた(とされる)解説もしくは注釈の書物。 しかし、左丘明については、いつの時代のどういう人か、未だに分か
2023年5月5日 08:29
今日は5月5日。こどもの日。🇯🇵。祝日㊗️でめでたい感じ😃である。 が、古代中国ではこの日は一年でもっとも悪い日とされていたようだ。陰暦五月は夏季のまん中で、火の勢いが盛んで、五日も午の日で勢いが強い。強すぎて不吉だったらしい。 この日に生まれた子は、背が戸の高さになると、父母を害するといわれた。 戦国四君といわれた一人、孟嘗君もこの日の生まれで、父親は、「この子を棄てよ」と命じたが
2023年4月25日 11:28
政治のニュースを見るたびに、思い起こす『論語』顔淵篇の中の一章。 「政治の"政"は"正”」って事を、古今東西の政治家達は、肝に銘じて欲しいものである。 ただ、マンガの中の季康子たちは「政」と「正」を「せい」と発音してるけど、孔子の時代も今も中国語では「zheng」である。 さて、昨日の朝、ニュースで各地の当選者を聞いてると、マコちゃんが突然「白亜紀じゃ』なんて言うから、何かと思ったら
2023年4月24日 08:30
宰予が昼寝をしていた。先生は言われた。「腐った木には彫刻は出来ない。泥の塀には上塗りは出来ない。宰予のような者は叱ってもしようがない。私は今まで、他人に対して、その言葉を聞くと、その行動も信じてきた。これからは、他人に対して、その言葉を聞き、行動も見るようにする。宰予の事をキッカケに態度を改める」 熊吉🐻は、夜の睡眠時間が短いので、日中一時間くらい昼寝しないとキツいのだが…😅。 『
2023年4月16日 08:49
一昨日は「椅子の日」だったらしい。なんでも4/14で「良い椅子」と読むんだとか。 確かに中国語だと1.2.3.4がイー、アル、サン、スーとなるけどね😁。 こんな風に😁。 中国語🇨🇳読みだと子路はツ・ルゥになる。鶴⁉️ 中国語では、鶴はホヲ。 ところで、中国で椅子を使いだしたのは唐代になってかららしい。それまでは、敷物を敷いて、その上に正座してたようだ。朝廷の会議だと、足🦶
2023年4月3日 13:53
「春秋」は、もともと単に歴史書を指す言葉だったらしい。 魯国の歴史書を孔子が編纂したとか、手を加えたとかいう伝説?が、(孔子の死後百年ほど経った)孟子の頃から、「春秋」と言えば魯国の歴史書という事になった…との事だとか。 あの、孔子の言行にツッコミ入れまくり(笑)の王充でさえ、 孔子 春秋を作るは、素王の業なり。諸子の伝(解釈)は、素相(実際の宰相についてはいないがその地位に就くにふさわ
2023年3月21日 07:59
「旅」という卦の占例の孔子の話。かくして孔子ははじめて十翼(易経の注解)を作ったという。…と、『ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 易経』にある。「子曰く、鳳鳥至らず河図を出ださず。吾已んぬるかな」は、『論語』子罕篇にある。中島敦の「弟子」にも、この一章をもとにした件がある。見出し画像は、「日本の紋様解剖図鑑」より。 🐻
2023年3月16日 08:30
今朝早く、庭の松の木の下で、キジの鳴き声がケンケン聞こえてきた。毎年、春の風物詩である。そこで、去年の8/24に載せたマンガを再投稿する😁。 ニコマ目と三コマ目の茶色の漢文は、『論語』郷党篇の、孔子の食生活に関する一章(の一郎)。一コマ目のも、郷党篇の最終章である。孔子の食事の準備をする人は、なかなか大変だな😅。 他の記事を持ってくる技が未だに出来ない熊吉🐻であった😅。 見出し
2023年3月5日 08:46
3/2に(再)放送された「水戸黄門」第40部の、富山でのご落胤騒ぎで、終盤にご老公が、偽の御落胤を担いだ家老を指して一言、「巧言令色鮮(すくな)し仁じゃな」。『論語』学而篇にある。有名な一節なので、聞かれた方も多いと存ずる。 たくみなことばやたっぶりした表情の人間には、仁(ほんとうの人の心)はすくないのだ、という意味です。 ふつうなら「仁鮮矣」(仁はすくない)とするところをひっくり返すのは
2023年3月3日 08:31
夢の中で子路にヒドイ目にあった王充さんは…孔子の多くの門弟のうち七十人ほどの連中は、いずれも大臣宰相を担当する能力があり、彼らは聖人の教化を受け、文学的才能に磨きをかけられて、知能がふつうの人の十倍になったのは、教訓の効果と薫陶のおかげによるものだ。まだ孔子の門をくぐらなかった時は、村里の凡庸な人で何ら目立ったところなく、わけてもひどい無法者は子路だけであった。伝えてるところによると、子路は恒
2023年3月2日 08:30
ちょっと間が空いたが、先日のアセ💦る孔子①、②の続きである😁。なんか、前々回と同じような展開になってしまった😅。原文(と訳文)は、この何倍もあるのだが、読むのが大変なので、まとめてみた。王充さんは、相変わらずラッパーキャラである(笑)。なので⁉️、キャラを作る時、赤毛にしてみた😁。服も赤系統。YO.YO言ってるので、冠やヒゲもY形😁。王さんなので、顔もO形😁。という設定なのだ
2023年2月28日 08:37
一昨日、「どうする家康」の冒頭シーンで松潤演じる家康が読んでた『論語』顔淵篇の中の一章。子貢が政治について尋ねた。先生は言われた。「食糧を十分にし、軍備を十分にし、民衆が信頼感を持つことだ」。子貢は言った。「已むを得ずどれかを捨てねばならない時は、この三つのうち、どれを先にしたらいいでしょうか?」。先生は言われた。「軍備を捨てることだ」。子貢は言った。「どうしても已むを得ず、どちらかを捨
2023年2月26日 09:48
前々回と同じく、仕官に焦る孔子の話。『論語』陽貨篇より。佛肸(ひっきつ)という、晋の家老趙鞅(おう)の家臣らしい人物が中牟(ちゅうぼう)のまちで反乱をくわだて、孔子を招いたのです。孔子はそれに応じて行こうとしました。このまえの公山弗擾は季氏に仕えていた人ですが、こんどは晋の家老に仕えた人物から招かれたのです。そしてこんども行こうとしました。反乱をおこした側の招きに応じようとしたので、また