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こんなに違うの!!??世界の子育て事情

こんにちは、Yukaです。
岡山県県北の信号が1つしかない小さな町で
農家民泊UJITEIを運営しています。
岡山県で始めてAirbnbに登録した日本人、
ということもあり、外国人観光客0人の町が、
年間200名近い外国人観光客が訪れるようになりました。
そのうち家族連れは7割くらいです。

私も2才8ヵ月の娘の育児奮闘中。

乳児湿疹ひどいのですが!!??から始まり、
おっぱい出ない、夜泣きいつまで続くの?
保育園行き始めると、熱の嵐、、、、、
仕事と育児の両立はどうすればいいのか!!??
と、初めての育児で分からないことや悩みが沢山。

子供を連れて泊まりに来るゲストとは、
必ず子育ての相談タイムが始まります。
色んな国の人と話をしていると、
あれ、なんか国によって子育ての方法全く違いすぎて、
私、勝手に自分で作り上げた常識に縛られていたのね〜!
と考え方がすごく楽になりました。

育児奮闘中の皆様に向けて、
今日は海外での育児編でお届けします!

UJITEIに泊まりに来た色んなゲストの子育てを少しご紹介。


産後翌日退院!即仕事復帰!アメリカ

アメリカからのゲスト。
私がまだ乳児の娘を抱っこして迎え入れると、
「日本は産後いつまで休めれるの?」
と興味津々で聞いて来たアメリカ人母。
10ヵ月から最長2年かな〜と答えると、

「アメリカでは出産したら翌日には退院、6週間で仕事復帰だよ」
と。
「。。。。。。。。。」
すごいですよね。母乳をあげたくても母乳開通まで時間がかかるし、
母乳が出始めてもすぐに赤ちゃんを預けなければいけないので、
ミルク派が多い様です。
その後も産後の体で仕事をして、
家に帰って子育てをして、いかに大変な事なのか、
語ってくれました。

1ヵ月から睡眠は別室で!フランス

私が夜間授乳で常に眠たい、、という状況の時に
1才半の女の子がフランスからやって来たので、
夜間授乳どうしてる〜??と聞いてみました。

夜間授乳してないよ〜、そもそも1ヵ月位から一緒に寝てないしね〜、と。
「????」
でも夜泣きしたり何かあったらどうするの??
と聞いてみると、ベイビーフォンという携帯みたいなのを
寝る時に繋いでおいて、泣き声が聞こえたら赤ちゃんの部屋に
様子を見に行っている、とのこと。

なぜ?なぜ?なぜ別々に寝るの?
と聞くと、フランス革命の時に同じ部屋で寝ていると
家族みんなが死んでしまう可能性があったから、
生存率を上げるために別室で寝る様になったのではないかな?
とゲストは言っておりました。

日本は5才くらいまで一緒に寝るよ〜と言うと、
逆に、なぜ?なぜ??と聞かれました。
確かに、何でなんですかね?
日本人特有の空気を読む、とか和を持って良しとする、
という感覚はもしかするとずっと親と寝てるから?
とも考えました。
ちなみに、ヨーロッパからのゲストはほとんど別室で寝る、
という答えが多かったです。旅行の時は一緒に寝てるけどねー、と。
文化の違いですよね。

同じ誕生日のグループで集まってる!香港

 UJITEIに多い年で年に4回泊まりにくる、香港人のゲスト。
私と年齢も同じで、出産のタイミングも3ヵ月違い!とほぼ
同じで今では親友の様になったゲストがおります。
育児で悩んだ時、違う意見が欲しい時には
彼女に連絡をとっておりました。

何気ないメールのやり取りの中で、
「今から子供と同じ生年月日のグループで絵本の読み会に言ってくるね〜」
と。「みんな同じ日に生まれてるから同じ悩みを共有しやすいんだよ〜」だと。
いや〜、これもすごいですよね。人口が多いと、細分化された
コミュニティが出来上がってくるのだな、と感じました。
私の住んでいる地域では保育園の同級生が9人ですからね〜。

賛否両論!?住み込み型メイドさん!香港

こちらもまた香港からのゲスト。
香港では、子供が生まれても核家族で両親共働きが一般的らしく、
子供のお世話は誰がするの?と尋ねると、
フィリピンから住み込みでメイドさんを雇い、
育児、家事、掃除、全般的にしてもらう、とのこと。

ちなみに、訪ねた家族は、メイドを雇わず親と同居、
という香港ではかなり少数派の道を選んだそう。
なぜなら、私と同世代の旦那さんが、子供時代メイドさんに育てられ、
小学生になっても靴の紐が結べなかったから
(靴の紐がほどけるとメイドさんが結んでくれる。衣服の着脱も)

だから、そういう子供に育って欲しくないから、とのこと。
なるほどなるほど、どの国にも一長一短があるのですね。
東京でも住み込み型のメイドサービスが始まっているようですが、
日本はどう変化していくのでしょうか?

ホームスクーリングで世界一周!カナダ

UJITEIをやり始めて一番の衝撃な子育てだったのですが、
世界にはホームスクーリングを選ぶ家族が増えているようです。
学校に行く年代の子供に親が勉強を教える、という定義が一応の
ホームスクーリングなのでしょう。
カナダから10才の娘さんを連れて世界一周をしている家族が
来てくれました。学校に行くよりも、世界中を旅する方が、
子供に教えられる事が沢山のあると思って、と。
( 確かに、ありそう )

その家族はUJITEIに1ヵ月滞在し、稲刈り、草刈り、など
私たちの日常の暮らし方を体験していきました。(友達もたくさんできたよ)

しかし、親が勉強を毎日教えられるのでしょうか?
聞いてみると、カナダではホームスクーリングを選ぶ家族が増え、
ホームスクーリングでアドバイスしてくれる先生がオンラインでいるのだとか。
ホームスクーリング用のいい教材もあるみたいで、
それに沿って、週に1度親が先生に進行状況を説明し、教え方のアドバイスを
もらう、とのこと。
そんなシステムができてるのですね、すごい。

ちなみに、10才の彼女はとても素晴らしい絵を描いているので、
ポストカードにして各国で販売する、というプロジェクトをしていました。
各国のお金を得て、またそれで旅をするのだとか。

それはいいね!と思ったので、私も娘に特技ができたら、
色んな国の人に販売する、というプロジェクト真似したいと思っております。そしてそのお金を持ってその国に行く、というのが目標。

ちなみにですが、ベルギーとフランスからゲストが来た時も、
1年間世界一周をしているから、その間だけホームスクーリングをしているよ、と言っていました。教育者も柔軟なのね、きっと。

気になるのは、義務教育として学校に行くことを定められている国はどうしてるのか?
イギリスでは、市によってホームスクーリングを許可するか否かが
決まっている、とのこと。
UJITEIに泊まりに来たゲストはホームスクーリングをしたくて、
わざわざ許可してくれる市に引っ越したのだとか。
ホームスクーリングを許可する市は子供の人口が増えるでしょうね、きっと。


自由に考えればいい!!

などなどなど、もっともっと教育の違いについて書けることがあるのですが、長くなるのでまた次回に。
もし皆様の反応がよければまた違う国のことも書いてみますね。
(高校編とか、役割分担どうしてるのとか)

私が色んな国のゲストと接して思うことは、
悩まなくていい!
今悩んでいる問題は違う国に行けば何の問題もないかもしれない!
と声を大にして言いたいですね。
私も娘の成長と共に出て来る問題に、解決策が見当たらないときは、
海外からのゲストを思い浮かべて、この国だったらこう解決するなー、
と頭の中で世界一周しております。
脳内世界一周しているうち気が晴れてくる、という感じです。

仕事と育児のバランス、難しいですよね、
うっ、となっているパパママの気持ちも少し晴れたらいいな。

そして、もう一つ思うのは、
みんなどんな子育て方法であれ子供を深く愛して、
子供のことを考えて、何がいいのか模索している、ということ。
それだけは万国共通でした!

今日は違う視点で書いてみました。
田舎の日常を体験できる農家民宿UJITEIに
家族みんなで遊びに来てくださ〜い!
お話しましょう〜〜〜!

[宿]
UJITEI
難波邸

[体験]
しめ縄作り←冬限定です〜
ヒノキの皮で染めるストール作り
お散歩しながら花を集める 生花

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