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体、身体、からだ?

前回の続きです。
前回の記事の最後にあるように、「ボディワーク」に出合うことで、身体の捉え方が大きく変わりました。

「ボディワーク」とは?

 「ボディワークとは、からだへの働きかけによって身体や心や思考に気づきを得たり、意識をしてからだへ働きかけをすることで変化をおこそうとするもの。」とあります。

ぼく自身の解釈は、「からだから自己理解へつなげるものがボディワークだ」と考えています。(解釈は色々とあると思います。)

 主なボディワークの例としては、ヨガやピラティス、アレクサンダー・テクニーク、フェルデンクライス・メソッド、ロルフィングなどが挙げられます。

【使う体】から、【感じるからだ】へ

 「ボディワーク」との出合いにより、身体の認識が大きく変わりました。
以前は【使う体】という認識だったのが、【感じるからだ】という新たな認識が生まれました。

 もちろん【使う体】という認識がなくなったわけではありません。
体にはそうした要素は、確実にあるし、日々体を使っているのは間違いありません。
そして、その体をより良く支えるようにするためにトレーニングや食事管理などはとても大切なことであります。



 ボディワークを知り、実際に体験してみることで、新しい身体の捉え方として、【感じるからだ】というのが生まれました。
「からだは今何を感じているのか」を、言葉にしてみる。
言葉にしてみると、自分が発した言葉から自分が考えていることに気がつくことがありました。

「自分の言葉で、自分に気づく」という一見不思議な現象ではあるけれど、ボディワークでその体験をしました。
その体験は、自分自身とって印象的な体験となり、からだを自分を知るツールとして捉えるという発想が生まれました。

 その概念が【感じるからだ】です。

その捉え方で、身体を扱うと自分の普段のクセや嗜好も見えてきます。
そのクセや嗜好により、身体を酷使していることもあるだろうし、様々な原因を考える事が可能になりました。

その視点から不調や痛みに対してアプローチした方が、改善に向かいやすいことにも気づく事ができました。

【感じるからだ】という視点で、クセや嗜好に気づいて、
【使う体】という視点で、体のクセを修正する。

そんなアプローチをすることで、不調や痛みの改善しやすくなりました。


「カラダ」は、様々な捉え方ができます。
そして、様々な視点で捉えらえると自分について理解することがしやすくなると思います。
一つの捉え方として、【感じるからだ】というものを知ってもらえたらいいなと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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