秋がやってきた

 この頃急に秋がやってきましたね。10月は暑かったり寒かったり、長雨が降ったり。そしたら急に寒くなってきた。そうか、気付いたらもう秋がそこまでやってきていました。秋さんこんにちは。

 みなさん秋は好きですか?夏生まれの僕は、とりあえず夏が好きで冬が苦手。寒いとどうも調子が上がらないんだなあ。夏の暑さは我慢できる。でも、冬の寒さは何枚着こんでも我慢できない。夏は暑いけど、なんかぱーっとしたもうどうにでもなれって気分になれる。冬はなんか寂しくなるんですよね。

 その中間に来るのが春秋。うーん、何とも中途半端だけど、季節の変わり目を感じられるところは好き。10月頭、夏みたいだなー暑い。10月終わり、冬だなもう寒い。こう実感することが出来るのが秋。着る服も変わってくる。私服を着る機会は少ないけど、選ぶ楽しさも増える。食べ物も美味しい。秋の夕日に照る山紅葉。運動すると気持ちが良い汗をかける気候。映画を観たくなる。本を読んでも進む。ホットコーヒーは美味しい。

 カフェに行って、テラス席でタバコ吸いながら飲むコーヒーと、本でゆるゆると過ぎていく時間。まあおしゃれでカッコつけに見えるともいえるけど、そんなことしてもいいなあって思う秋。こういう楽しみを消化できるのは良いこと。人それぞれ楽しみは違うでしょうが、その楽しみを少し満喫しやすくなる季節なのかな。

 リービ英雄さんの「thereのないカリフォルニア」を現代文で読んだのですが、アメリカには季節感というものがあまり存在しないみたいですね。まあ実際に暮らしたことがないので実感はありませんが、僕らが日本で暮らしているところでいう四季の感覚は特異なものなんだなあと感じた次第です。

 気付けば秋も深まってきました。そうすると、街は華やかになってくる。冬にはクリスマスがあって大晦日があって正月があって。カップルは盛り上がり、家族や友達が集まって楽しくなる時間。それに向けての準備期間の意味もあるんかいな。

 何はともあれ、僕たちは段々と秋に染まっていくわけですね。いい季節だ。勝手に染まっていくのは悪くない。

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