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#企業分析
仮説⇔検証の往復こそが仮説思考:仮説思考×事業モデルの企業分析法
仮説って自分が思いたいことを思ってその証拠を探せばいいんですよね?
こんな質問が来ました。
これたまに(よく)ありますよね。
自分が実証したいことのデータを集めて、都合の悪い情報は入れないで実証したりすること(もしくは限りなくその影響を無視して行うこと)。
理論は単純化されていますが、現実は複雑です。
つまり複雑な現実を映しだすためには、他の情報ではなく注目したい情報にフォーカスを当てる
企業評価は、企業の潜在的な富を評価する手段である。
利益剰余金は過去に企業が稼いだ利益の蓄積により形成されています。
稼いだ利益の蓄積とはいえ、蓄えられた剰余金(資本)が全て現金などの流動性の高い資産で保有されているとは限らないため、利益剰余金(内部留保)に対して課税する、ということは、場合によっては企業が資産を売却して現金を用意しなければならない状況を招きかねません(相続の際に税金を払いきれずに、資産を売却するのと同じ理屈ですね)。
税金の支