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夫婦間サンクスカードのすすめ 左脳夫と右脳嫁

性格も好みも180度異なる夫と私。2021/5/18に結婚6周年を迎えます。
6年たっても仲良しで喧嘩もなく過ごしています。世の中的には結婚生活が長くなると愛情が薄れ、分かり合えなさに葛藤したりするのでしょうが、我が家ではなぜかそういう事が起こりません。
左脳夫と右脳嫁がどんな風にうまいことやってきたのか、6周年に向けて書きためていこうと思います。

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結婚式の主賓スピーチで語られたこと

ご結婚されてるみなさん、主賓がスピーチした内容って覚えてますか?
私たちの結婚式では、勤務先の社長にご挨拶頂きました。(職場結婚です)

内容は今でもよく覚えています。

「人はつい身近な人への感謝を忘れがちです。そして、一番気恥ずかしさが出て”ありがとう”と言えないのも身近な人です。(会場にいる親戚たちが頷く。)お互いに尊敬と感謝の気持ちを忘れずに、結婚生活を歩んで行って下さい。」

という、お祝いの言葉でした。

すれ違い生活から始まった新婚生活。涙

当時、同じ会社で働いていたものの主人は多忙で家に帰ってくるのは2~3日に1回程度でした。しかも朝方帰ってきてシャワーを浴びて、またすぐに出社するという生活。休日は仕事または半日寝ていることが多く、コミュニケーションが圧倒的に不足していました。重ねて、主人の父と同居していたため会話量はお義父さんとの方が多いというありさま。私の心の中は、負の感情がグルグルする毎日でした。
 
ストレスのあまり近所の漫画喫茶へプチ家出をすることもありました。

が、そんなことをしていても状況は一向に良くなりません。どうしたらいいか考える中で思いついたのが、毎週1回のサンクスカード交換でした。

サンクスカードがもたらす3つの効果

▼やりかた
やり方は簡単で、日曜日の夜に名刺サイズのカードに1週間分のありがとうをしたためます。書き終えた後、机に置いておけばOKです。

▼最初のハードル
主人は多少めんどくさそうな反応を示したものの、私が抱えるストレスをくみ取り同意してくれました。

開始当初、何を書いたらいいのか分からない、という事態が発生しました。初めて書いたサンクスカードの内容は「ゴミ出ししてくれてありがとう。」でした。笑 そんなもんでいいのです。書くことが見つかる時もあれば、見つからない時もある。日常の中でありがとう探しつづけていくと、徐々に見つけられるようになります。

▼続ける努力
どちらか片方が書かなくなると、二人とも書かなくなってしまうタイミングがやってきます。2週間書いてない…とか。そんな時は、2週間分書けばOKということにしました。書き忘れたら思い出しながら書けばよい、としておくとユルユルと続けることができます。

▼楽しむ工夫
カードが溜まって束になったタイミングで、名刺ホルダーを購入しました。時系列でファイリングしていくと、お互いの「ありがとう」が目に見える形で蓄積されていく実感を持つことが出来ます。カード集めってなんか楽しいですよね。名刺入れがいっぱいになっていく感覚が楽しさUPの要因となりました。

我が家は9冊目!(カードもカードホルダーも100均)

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かれこれ5年以上続いています。

やり続けてみて、これはいい取り組みだと感じています。
主に夫婦円満に繋がるポイントは3つあると思います。

①普段何気なくやっていることにありがとうと言われると嬉しい→見てくれていることが分かり安心感が湧く

②相手の存在や行動に感謝することで、好き度が増す→いい関係が保たれる
 
③相手にムカついたとき、カードホルダーを見返すことで気持ちを落ち着かせることができる→精神安定剤になる

メンタルが安定している・笑顔でいられる、というのは、どんな関係においても大事な要素だと思います。
夫婦の場合、毎日一緒にいるため疎かになりがちですが、週に1度こうやってメンテナンスをすると確実に関係性が向上していくのだと実感しました。

大人なんだから。という無関心から、共に人生を歩む存在へ最大限の関心を

パートナーとの関係性において「大人なんだから自分でなんとかしてよ」もしくは「大人なんだから自分でなんとかしなくては」という心の声が増えている方が居たら伝えたいことがあります。

人間関係の問題は一方通行の問題ではありません。必ず双方向の問題です。だから、【共によりよく】なれる道を一緒に探す必要があるのだと思います。

人と不仲になりたい!
と願う人はほとんどいないと思います。
どんな人でも心の奥底では、いい関係になりたいはずなのです。
だけどちょっとしたことで口論になったり、自分の我を出し過ぎてしまったり、傷つかないように心に蓋をしてしまいます。私たちはそうじゃない対応を選択できるはずです。
 
共によりよく在るために必要なこと。
それが冒頭の言葉にもあった「相手への尊敬」と「相手への感謝」です。

1週間に1つの感謝を見つけることはたやすいはずです。
それを言葉にして、書いて、相手へ届ける。たったそれだけのことで劇的に関係性が変化します。みなさんも手始めにサンクスカードの送り合いをしてみてください。パートナーへ最大限の尊敬と感謝を、心の中に取り戻していきましょう。しあわせな2人の未来が待っているはずです!