見出し画像

自分を信じ切ることができない理由


私が回想録を書き始めて、3週間くらいが経過しました。
昨日初めて書けなかったけど(時間的問題)ほぼ毎日書き続けられています。

回想録を書くことにより、気づいたことはたくさんあるのですが、先日「なぜ流れが来ているのはわかっているのに逆らうのか」「なぜ自分の直感を信じきれないのか」要は「なぜ自分を信じきれなかったのか」と言う疑問が湧いてきたので、考えてみました。

自分と直感を信じ切れない理由は、「失敗体験」にあるなと思い当たったのです。

そして失敗体験そのものより、失敗した際の受け止め方がまずいと、それ以降自分を信じられず、頭で考え答えを出そうとしてしまうことが原因だと思いました。

失敗するまでは、誰でも自分を信じています。

でも失敗やうまくいかなかったことに直面すると、自分を信じられなくなる人が、私を含め多いのかなと思ったのです。

でもこれも受け止め方次第。

じゃあどんな受け止め方がまずいのか?と言うと

自分の努力が足りない
自分が早く準備をしなかったから

と自分だけを責めてしまうことです。

失敗にはさまざまな要因があり、一つの理由だけではないのに、真面目な人ほど自分を責めます。

そして大体、私の経験も含め、「さらに頑張って努力して成功させる」ことの挑戦します。
「頑張って努力してうまくいく」と言う経験をすると、成功にも実は色んな要素があるのにも関わらず、「努力したから上手く行った」と上書きをします。

これも「頑張り屋さん」に多い傾向です。

一度上書きされてしまうと、直感は信じず、努力や頑張りを信じ、「頑張らないと上手くいかない」と自分で刷り込んでしまうのです。

真面目で繊細で傷つきやすい人に多い傾向でしょう。

では、良い受け止め方とは、どんなものなのでしょうか。

「運が悪かった」「タイミングが悪かった」「やり方が悪かったので次回は変えてみよう」
のように、原因は一つではないのだから、自分を責めず、方法を変えると言う、発想を転換している事が良いのです。
さらに自分を褒めるとない良い。「挑戦した事を褒める」のです。

英語表現で「Nice try!」
という言葉がありますが、皮肉な感じで使われることもありますが、私は好きな言葉です。

結果はどうであれ、挑戦して偉いじゃん、って褒めることが大事です。

なぜかと言うと、この場合さらに頑張らなければ、と言う考えにならず、タイミングやピンときた方法でやってみよう、と直感を信じる余地があり、心にも余裕があるからです。

これ以降も直感を信じ、流れに乗ることができる。

もう一つ「考えて答えを出す」理由は「その方が賢い」と思っているからかもしれないと思いました。

直感に従う
と言うと、なんだか何も考えてないように感じませんか?
私は感じてました笑

でも
頭を使う
頭で考える

って賢い人しかできない気がしたのです。
どんだけ自分が賢いと思ってるのか
笑っちゃいますけど笑笑


結局「失敗体験」って学びも多いけど、取り扱い注意でもあるなと思いました。

若い人たちが失敗を恐れて、安全な道に行く傾向が年々強まってるのは感じていたけど、失敗した時のメンタルが耐えられないとか、恥ずかしいと言う理由だと思っていました。

しかし若い人が失敗を極端に恐れる理由が、無意識のうちに「自分を信じられなくなるから」だとわかっているとしたら、すごいことだなと思います。

でも長い人生、失敗やうまくいかないことは避けられないでしょう。

だとしたら、ただただ「柔道の受け身」の仕方(柔道経験はないが)を知っていれば良いのです。
それができたら、失敗への考え方を変えられ、より直感や運を上げようとするでしょう。

「転んでも良いけど転び方が大事」
のようです。

転んで軽傷で終わるか、
重症になるか。
それは受け止め方次第。


こんな風に、回想録を書くことは「セルフカウンセリング効果」があります。

考えてみれば毎日日記を書いていれば、回想録も必要ないのかも知れません。
ただ「その時」に感じてることと、通り過ぎて時を重ねて感じることはかなり違うなとも思います。

今や回想録を書くことは、ライフワークになりつつあるので、この楽しさを皆さんとシェアしたいなと思い、「一緒に回想録を書く会」をやってみるのも良いな、なんて考えてます。


サポートありがとうございます!いただいたサポートは、次の良い記事を書くために使わせていただきます!