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毎日幸せだと思えるために、必要なこと


2021年の今頃、つまり2年前に引っ越しをしたのだけど、その頃から毎日のように「幸せだなー」と感じるようになった。

それは引越しによる場所の影響もあるが、ここで流れている時間がゆっくりしている、人が多くはない(東京比較なので、過疎ではないが)という理由もあると思うが、この場所が好きだということと、何より大事だなと思うのは、

「心の余裕」

だ。

心の余裕は時間の余裕と直結する。

つまり、「仕事を詰め込まないようにしている」からこそ、毎日幸せだーと思えているのだと感じている。

仕事を詰め込むと時間的余裕がなくなる。
時間的余裕がなくなると、心の余裕がなくなる。

こんな当たり前のことに、今更気付いている。

以前は、仕事を詰め込む方が「生きてる」という感じがしていたのだろう。
その時はその時で大事な時間だったと思う。
自分のスキルを磨くにも、金銭的余裕を持つのにも、
大事だったんだな、と思う。

時代は変わって、今は「心の余裕がある日々」を重視している。
仕事のオファーも、「自分の時間と対価とワクワク」を総合的に考えて、受けるかどうかを決めているし、オファーを待つより自分で仕掛ける方を大事にしている。
自分で仕掛けた方が、自分の好きな事ができて、自分のペースでできるから。

そう、自分のペースを無視してまで、仕事はしないと決めている。

以前、「遊びながら仕事する」という言葉を聞いて、良く意味がわかってなかったが、仕事自体は好きなのでそれでいいと思っていた。
今は、「遊びながら仕事をする」は正解だと思っている。

そしてこの感覚は、私だけではなく、みんなに広まっているように思う。
若い人はさらに早く、8年ほど前に高校の講演で、就職に関するお話をした時、高校一年生の前列にいた女子がボソッと言った言葉に衝撃を受けた。

それは
「お金の話ばっかり」

という一言だった。

私は、その時正社員とフリーターの違いについて話をするオファーで、ボーナスや失業保険の話をしていたので、必然的にお金の話になっていた。
でも、当時16歳くらいの決して偏差値も高くない、普通の高校生が
「お金だけじゃ、私は動かないよ」宣言をしているということに、衝撃を受けたのだ。

当時はほとんどの人がお金で動く、と思っていたし、私もそうだったのだけど、既に若い人たちは当時から未来がわかってて、違和感を感じたのだと、今思う。

ただ、この一言がずっと心に残っていて、その後はお金で動かそうとするのではなく、やりがい、成長、個性などを中心に据えて話しをするようになった。

若い人たちの方が先にキャッチしている、というのは今でも意識している。

心の余裕があって初めて幸せだーと思えるのは、だんだんと共通認識になるように思う。
別に共通認識になってもならなくてもいいのだけど、
私はいつの間にか忙しくなってくると、あえて休みを入れて、心の余裕を持つようにしているこの頃だ。


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