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自分らしく居続けることで、個性が際立ち、一瞬で人を惹きつける


昨日映画を観てきました。
1980年代に、大人気となった「Talking Heads」の、これまた伝説のライブを
4Kで映画化したものです。

「Stop making sense」

もう、タイトルが、そのものズバリですね。

常識なんてぶっ飛ばせって感じでしょうか。

私も以前は、常識ってやつに囚われていたと思います。
だんだん苦しくなって、手放しましたが、だから今楽なのかもしれません。

常識って、法律ではないんですうよね。
何が基準なのかもわからない。
世の中でスムーズに生きていくために必要な場合もあるかもしれませんが、このTalking Headsのボーカル、デイビット バーンは、歌詞の中でも度々、この常識や世間の意味のない押し付けに反発しているんですよ。

一般の人たちも世の中に対してみんな、おかしいな、と思いながらも、何が、どうおかしいのかわからなかったけど、音楽と歌詞にしてもらったら、「そうそう、それ!」って感じだったのだと思います。
私は1980年代から彼らを知っていましたが、私自身はその反骨精神をどんどん失っていった気がします。

反骨精神までいかなくても、生まれた時から私たちは一人一人違っているのだから、自分らしく生きていれば、人とは違う個性を持ち、そこに人が引き寄せられていくのです。

私も、この映画の最初からあっという間に、彼らの世界に引き込まれ、90分経ったのが嘘のように、過ぎ去った時間でした。

ビジネスで「差別化しろ」という言葉をよく聞きますが、個性をぶっ潰すような社会、教育で、自分らしさを失っている人たちが多い中で、今更「差別化」なんて言われてもねーって思いませんか?

だから、自分は自分。自分らしさを自分で守らなきゃって思いました。

それが、「いいね」っていう評価につながっていく時代がやっときている気がします。
もちろん、アーテイストや芸術家の人たちは昔からそうだったのでしょうけどね。

映画で学んだことはたくさんありますね。
淀川 長治さんじゃないけど、「映画っていいですねー」と、本当に思いました。

ユナイテッドシネマ系列で、見ることができます。
まるでライブ会場にいるような気分になりますよ。


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