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アルファ コミュニティ・ブランディング

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alpha LLCのマガジン。 ぼくらが、alphaとして活動している理由や、内部の仕組みを公開します。 新しいコミュニティ・ブランディングの形を探ります。 個人の価値を高め…
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2018年9月の記事一覧

【Pon】プロトタイプ・スタジオを創る〜第二部・「閉ざされた業界のバイアスを発見せよ」

【Pon】プロトタイプ・スタジオを創る〜第二部・「閉ざされた業界のバイアスを発見せよ」

前回(第一部・「Ponとぼくの出会いと挫折」)、
「目の前の人のニーズ」に刺さるプロダクトを作れずに大失敗した話をした。

(↑PonのTwitterアカウント。本名は吉田拓。何度も言うけど爽やかなのは顔だけ 笑)

こうなるはずという未来から逆算して、
必要な要素を落とし込んでプロダクトを作っても、
誰にもお金を払ってもらえない。

ユーザーが、"今すぐ"そのプロダクトを使わなきゃいけない必然性

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なぜフィクションは面白いのか

フィクション、特に今回は、
現実にはあり得ない設定のフィクションがなぜ面白いのかについて考えたい。

世の中には、
どう考えても現実にはあり得ないコンテンツが溢れている。

魔法で空を飛べるとか、
ドラゴンが火をふくとか、
動物が喋るとか。

皆さんがどうかは知らないけれど、
少なくともぼくは、
腕が伸びる海賊なんてものに出会ったことはない。

ぼくら大人は、
喋るクマのぬいぐるみと冒険できること

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藤沢武夫〜本田宗一郎を「世界のHonda」にした男

藤沢武夫〜本田宗一郎を「世界のHonda」にした男

あの人の話を聞いていると、未来について、はかりしれないものがつぎつぎに出てくる。それを実行に移していくレールを敷く役目を果たせば、本田の夢はそれに乗って突っ走って行くだろう、そう思ったのです。

(本田宗一郎著『本田宗一郎 夢を力に』)

これは、藤沢武夫が、
かの本田宗一郎との出会いを語った言葉だ。

1954年。
敗戦の瓦礫の中から生まれた町工場を後に世界的大企業に育てる男たちの出会いである

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なぜ人事は独立しているのか

人事課を独立させている企業が多い。
ただのバックオフィスとして扱っている場合も多いようだ。

社員に求められる能力やスキルの要件が成長に合わせてダイナミックに変わっていくベンチャーでさえそうである。
(もちろん創業間もない頃は違うだろうけど)

ぼくはこれにはかなりの疑問を持っている。

人事がその会社の業務に精通しなくて、
どうやって業務に最適な人材を採用できるというのだろう。

大学生の頃、面

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