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フランスの6種のグルメアドベントカレンダー総評!来年もリピートしたいのはどれ?

フランスのグルメアドベントカレンダー全6種を毎日開けていくぞ! と意気込んでいたものの、風邪を引いて寝込み、引きこもること10日間。このご時世なので、コロナ感染を疑われ、2回のPCR検査を受けました。まだゴホゴホ咳をしているので周囲からは嫌がられますが、元気です。そして、アドベントカレンダーは渋滞中…。

さて本日、クリスマス! 今日開けずにいつ開ける!? ということで、残りを一気に開けてみました。私は夏休みの宿題も最終日にまとめてやるタイプです。まさか、アドベントカレンダーでもそうなるとは…。

最終日12月24日に有終の美を飾るアイテムは…!?

私が一番気になっていたのは、12月24日という最終日の中身! きっと他の日よりもスペシャルなものが入っているに違いないと期待していました。

ジャジャーン! こちら!!

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1. フランスのオシャレ紅茶ブランド「KUSMI TEA(クスミティー)」 
Tsarevna Bio(紅茶ベース、シナモン、カルダモン、オレンジゼスト、甘草)

2. フランスで密かな人気の紅茶「Dammann Frères(ダマン・フレール)」 

・CHRISTMAS TEA Noir(紅茶ベース、オレンジゼスト、マラスキーノ、キャラメル、パイナップル、オレンジエッセンシャルオイル)
・CHRISTMAS TEA Vert(緑茶ベース、りんご、シナモン、バニラ、りんご、ビターアーモンド、オレンジゼスト、ブラッドオレンジオイル、ジンジャーオイル)※開封時に破けて写真無

3. パッケージが可愛いショコラティエ「CHAPON(シャポン)」
ナッツのチョコ ※娘によって瞬殺のため写真無

4. 南仏エクス=アン=プロヴァンスの「Le Roy René(ル・ロワ・レンヌ)」 
特大カリッソン

5. アルチザンビール「Beery Christmas(ベリー・クリスマス)」
BREHON BREWHOUSE醸造所の「SHANMULLAGH」チョコレートに合うダークビール

6. フランスのご当地グルメが詰まった「Cube des Terroirs de France(キューブ・デ・テロワール・ド・フランス)」
BLOCK DE FOISGRAS(フォアグラ)

というわけで、紅茶系は今年のクリスマスティー、あとはフォアグラだったり、チョコレートに合うビールだったり、やはりそれぞれここ一番というものが入っていました。

私的ランキング、来年もぜひ欲しい第1位!は…

アルチザンビール「Beery Christmas(ベリー・クリスマス)」
初日から感動していた、ビールのアドベントカレンダー!

体調不良で冷蔵庫内がビールで渋滞しましたが、回復してからの減りはあっという間。色んな味を楽しく選びながら飲めました。

特に好みの味だったのは、Twitterでもつぶやいた、デンマークのMIKKELLER醸造所の「SIDE HUSTLE」(緑の缶)とイギリスのMAGIC ROCK BREWING醸造所の「AMBERITIF」(真っ黒の缶)。グラフィックデザインに力が入っていると、味も美味しいですねぇ。見た目のオシャレさが影響している可能性も否めませんが…。

続きまして、第2位は…

紅茶の「Dammann Frères(ダマン・フレール)」
紅茶のアドベントカレンダーなのですが、どれも美味しくて、クリスマスフレーバーのバリエーションも多かったです。

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写真は全部ではなく、私が溜めてしまったものだけですが、白と黒のパッケージのものは、ほとんどクリスマスっぽい味わいでした。写真右下のカラフルなパッケージのものは、ダマンフレール定番のフレーバーです。

商品戦略的にうまいなーと思ったのは、左上の4つ、地名+クリスマスのシリーズ。
・「NOËL À PARIS(パリのクリスマス)」
・「NOËL À MANHATTAN(マンハッタンのクリスマス)」
・「NOËL À PEKIN(北京のクリスマス)」
・「NOËL À VENISE(ベニスのクリスマス)」
他にもロンドンやプロヴァンスもありました。もし、旅行でパリに来てたら、自分と縁ある街のものを買いたくなっちゃいそうですね。あ、東京がない…。

良かったけれど、たぶん来年は買わないかなー? というもの

第3位 紅茶「KUSMI TEA(クスミティー)」
悪くはなかったのですが、ダマンフレールと比べると、クリスマス感少なめ。クスミティーのビオシリーズも入っているので、ハーブティー系が多めな印象。やや個性的な味が多いので、お菓子等に合わせたいと思ったとき、ちょっと主張しすぎるかもしれません。

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こちらの写真も、全てではないのですが、だいたいこんな感じということで。左側がクスミティーの定番シリーズ、右側がビオシリーズです。2個つ小さな缶がありました。

茶漉しやティースプーンも入ってたのには驚きがありましたが、それが逆に来年はもう良いかなー? と思わせてしまう要因にも…。

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第4位 フランスのご当地グルメが詰まった「Cube des Terroirs de France(キューブ・デ・テロワール・ド・フランス)」
これは楽しかった&ちゃんと各地の有名ブランドの商品が、選りすぐられていて驚きました。12月24日にフォアグラが入っていたのも、気分が盛り上がりました! それ以外にも手長海老とフォアグラのパテなど、なかなかゴージャス。ただ、開けてその場で食べられるものが少ないんです。パテなどはクラッカーにつけて食べることができますが、ハーブやスパイス、ジャム、はちみつ、マスタードなど、調味料的なものが多かったので、来年はもう買わないかなぁと。ただ、ちゃんと良いブランドのものが入っているので、フランスの美味しいものを知るために、1回は試してみるのは楽しいと思います!

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Francis Miotのジャムはカソナード(サトウキビ)で作られたものが多く、甘さ控えめでフルーティーなものが多いです。今回アドベントカレンダーに入っていた「CONFITURE DE BISOUS(キス味のジャム)」は、ミカンと桃のジャムだそうで食べるのが楽しみ。
ちなみに、「CONFITURE COEUR D'AMOUR(愛のハートのジャム)」という、アプリコット、マンゴー、桃、パッションフルーツにシャンパンが入った味が人気です。

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第5位 ショコラティエ「CHAPON(シャポン)」
このアドベントカレンダーのみ、律儀な娘によって、毎朝キチンと消費されました。箱が可愛くて、数字も大きく描いてあったので、もうすぐ3歳になる娘の数字の練習になりました。毎朝、グズグズ寝ているところに「チョコレートの箱あけないのー?」と声をかけると、シャキッと起きてきて、今日の日付のものを見つけるという日課になりました。チョコレートのアドベントカレンダーは、開けてすぐに食べられるから良いという発見。

味自体は、ちょっと融点が高めのチョコレートという印象を受けました。後半は、白いファットブルームも出始めて、管理の難しさを感じましたが、娘は気にしていなかったのでいいのかな。写真の箱は、ところどころ歯抜けですが、中身は空っぽです。

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第6位 南仏エクス=アン=プロヴァンスの「Le Roy René(ル・ロワ・レンヌ)」
8割カリッソンでした。カリッソンとは南仏の名物で、アーモンド型にかたどられた、メロンの果汁とアーモンドパウダーでできたペーストの上に、アイシングをほどこしたものです。ラベンダーやチョコレート味などバリエーションはあるのですが、あくまでカリッソン。

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来年挑戦したいアドベントカレンダー

今年、ショコラティエ、シャポンのアドベントカレンダーで、開けてすぐに食べられるものは良いと学んだので、来年もチョコレートは試したいと思いました。特に今年買えなかった、大人気のLe chocolat des Françaisが気になります。オペラ座近くに店舗のあり、クリスマスプレゼントを買いに行ったのですが、やっぱりオシャレ!

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ビビットな色使いのポップな世界観に加えて、チョコレート自体もとっても美味しいのです! 来年は早めに予約しようと思います!

アドベントカレンダー解体作業

ミニマリストの夫に睨まれつつの、6種のアドベントカレンダーでしたが、本日無事解体も完了しました。日々開けつつ、中の構造が気になっていたので、最後に解体途中をご紹介して、2020年のアドベントカレンダーのまとめとさせていただきます。

井桁状の構造が組まれて、その中に一個ずつアイテムが入っていました!

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▼ 「フランス ✕ おいしいもの」もマガジンにまとめてあります!


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