見出し画像

窓の外の景色

おはようございます。
毎日note更新中のれいんです。

今回「窓の外の景色」なんて綺麗なイメージを抱かせるタイトルですが、書いた内容は綺麗とは言えません。

私事で、先日ちょっと残念な行動をとってしまったのでその反省と、私が体験したことを「自身だったらどうするか」と一度考えていただきたく、書かせていただきます。


私は会社への通勤には車を利用していて、いつも決まった経路で出勤・帰宅しています。

私の会社では一斉にこの時間になるべく帰りなさいよという定時日なるものがあり、仕事があろうとなかろうと皆さん一斉に帰ります。そのおかげか帰る時間帯は周辺の会社も仕事が終わる時間のようで帰路は大渋滞です。

明るいうちに帰れるとルンルンでいても、いつも20分かかる道が大体倍ぐらいかかるので、早く帰れてもあんまり得した気にはなれません。

そんな、一斉帰宅の日それは起こりました

その日はいつものように同じ課の人たちと談笑して少し帰宅するタイミングを混む時間帯からずらして帰りました。

帰りはまだ外は明るかったですが、ついたころには真っ暗だなーなんて考えていました。

渋滞は相変わらうひどく、自転車や歩行者がどんどん車を追い抜いて行ってこんな日だけは自転車最強だなんて羨みながら、車内の窓からずっと反対車線の歩道を眺めていました。

少し進んでは止まってを繰り返しながらぼーと歩道を眺めていると、杖をついて歩くおばあさんが目に留まりました。

別にずっとおばあさんを見ていた訳ではないですが、ふと見た瞬間杖が側溝にハマったようで転ぶ頭からおばあさんが見えました。

丁度その時の私はおばあさんが転んだ位置と運転席が同じぐらいに重なったせいで、転んでいたそうな顔をされているおばあさんと目があいました。

※イメージ絵です。下手くそでごめんなさい(笑)

タイトルなし

私はその時、助けに行かなきゃと思ったのですが、車に乗っていたせいで助けには行けないなと思い見なかったふりをしました。

自転車の人も通っていて、おばあさんに気づいたのは私を含め前後の車両の方等数名いたと思います。

結局おばあさんは少しして立ち上がったところまでは見たのですが、前の車が前進したのでつられるように前進し、その後どうされたのかは分かりません。

立ち上がった瞬間顔を怪我されているのだけはチラッと見えました。


その時の私の心境は早く前の車動けと思っていました。最悪ですよね。

渋滞の中で車を置いておくと後続車に迷惑が掛かるとか、通行人がいたから大丈夫とか助けに行ったら大したことないかもとか言い訳づくりに必死でした。

でも実際は自転車が通り過ぎるのも見ていましたし、車は少し脇に止めることくらいできました。

結局の所、自分自身が人に変に思われたくないという気持ちがあって動けないだけでした。

以前に読んだ心理学の本で、昼・夜の時間帯と田舎・都会という人口の違いで人が困ったときどれだけの人が助けてくれるのかという検証をやっていました。

その結果は単純で、田舎夜⇒田舎昼⇒都会夜⇒都会昼の順で手を差し伸べるそうです。

「人は他人に興味ない」というのは実際その通りで、結局その場で動けるか動けないかはその人の自意識だという事です。

私は、その時も頭では理解していたですが動けなかったのが、かなり情けないと思いました。私が車を止めて動いたとしても後続車は私の車を交わして進むでしょう、ここで怒鳴るとその人が明らかに悪者ですもんね。

私自身この経験をしたから、人の目線を気にせず助けることが出来るかと言われたらきっと悩んだ挙句動けないと思います。私はそういう性格だと理解しているので、いつかはどっかふっきれて行動できるようになればと思っています。

今回この話をしたのは、文章を読んだだけでも過去の経験の一つのように捉えていただきたいと思ったからです。想像でも体験することで、同じような事態に遭遇した時もしかしたら行動できるかもしれません。

今回の私の記事は、捉え方によっては私自身は動けないと言っているので、誰かがやってよと言っているようにも見えると思います。

そんな私に動いてほしいなんて言われても説得力が欠片もありませんが、ただ今回のこの内容を自分だったらで置き換えてほしいと思って書かせていただきました。


さらっと書くつもりが、いつの間にか諭すような書き方になっていました。

毎日noteやっているので、こうした自身が体験したことも書いていっていいかなーと思い書きましたが、ちょっと重めの内容だったかもしれません。

次回からは通常通り3Dプリンタの話題でも書いていこうかと思います。

以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。



この記事が参加している募集

ありがとうございます。 よろしければサポートお願いします。 サポートいただいたら全力で記事の宣伝させて頂きます。