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面接カードの書き方

こんばんは。上原です。

今回は面接カードの書き方が全くわからない、という声を受けてこの記事を書くことにしました。

面接カードの締切が近い自治体もありますね😂
まだ先だと思っていてもあっという間にくるのでそれまでに書いて、添削まで受けるようにしておいてください。

そう考えるとそろそろ取り掛からないとマズい時期です!
実際私も年明けくらいから面接カードの相談を非常に多く受けています☺️
おそらく各予備校などもそうではないでしょうか?
全くやっていない、という人は少し焦ってみてもいいかもしれません。

この記事はひな形を与えてそれ通りに書かせる、というような危ういものではありません。
もちろん記載事例などは提示しますが、あくまで参考にしてもらい、基本的には書くコツやネタ探しの流れなどを学んでもらえればと思います。

もう既に「面接カードは添削を受けて完璧だ!最強だ!」
という人には向かない、どちらかというと入門向けです✨
まだ全く手をつけていなかったり、書いてみたもののしっくり来なかったりする方はぜひ読んでほしいです🙇‍♂️
この記事について、わからない点やアドバイスが欲しかったらいつでもご連絡ください。

この記事の特徴(売り)としては、
・面接カードの書き方を初歩から学べる
・面接カードと面接をリンクさせている
・合格者の面接カードの内容が見られる
・実際の面接での質問が見られる
・面接カードの項目が知れる
・ボリュームがすごい(13,000字以上)
などです。

2番目のものは面接でこういうことになるから、面接カードではこうするのがオススメだよ、みたいな話ですね!
面接カードだけが立派でもそれを面接で使いこなせないと意味がないので。
ここがコピペをオススメしない理由の1つでもあります。
読みながらぜひ面接も想像してみてください。

また、合格者の面接カードの内容も特別に公開します✨

特別区や政令市で上位合格された方のものもあります☺️
実際に合格した人の面接カードを見る機会はあまりないと思うのでしっかり見てみてください。


この記事の流れを紹介します。

・そもそも面接カードとは?
・民間との違いはあるの?
・書き始めるのはいつ頃がいい?

--------

1.志望動機について
①志望動機を書くコツ
⑴気持ち
⑵経験
⑶アプローチ例(パターン)
②住んでいる(出身)自治体
③住んでいない自治体
④実際に面接で聞かれる質問例

2.自己PRについて
①自己PRの探し方
②自己PRを書くコツ
③実際に面接で聞かれる質問例

3.趣味について
①項目の狙い
②趣味を選ぶコツ


4,実際の面接カードの項目
①特別区
②国家一般職
③国家専門職
④裁判所

5,過去の合格者の面接カード


そもそも面接カードとは?

名前の通り面接のためのカードです。
よく聞く言い方をするとエントリーシートと言っても入口としては特に問題はないです。

多くの試験種では筆記試験後に合格者のみが記載し、事前提出もしくは面接当日持参するパターンが多いです。
しかし近年では筆記試験前に提出されるパターンも見かけますので、自分の受験先がどのような形をとっているか確認してみてください。
特別区などはその例ですね。

面接は基本的にこの面接カードを中心に進んでいきます。
面接の大まかな進行表と言ってもいいかもしれません。

「志望動機に〜と書いてあるけど〜」
「自己PRでアルバイトの話が出ているけど〜」
みたいに書いてある内容の深掘りというのが基本的なパターンです。
つまりこの面接カードを雑に仕上げてしまうと、面接は確実に失敗します。

ただ逆にいうと、しっかり準備すれば面接を有利に進めることができるとも言えます。
面接カードを深掘りされるということは、こちらも質問が想定できるものもあります。
予測のできない、不安な面接を少しコントロールしてやろう、という気持ちで臨めるようになりましょう☺️
実際面接が得意な方は、面接カードを工夫し、思い通りの質問をさせる方が多いです。


民間との違いはあるの?

先程民間のエントリーシートと言っても良い、ということを書きましたが、厳密には違います。
認識として面接の材料の紙でしょ?というのは共通で大丈夫ですが、細かい役割に違いがあります。

民間のエントリーシートはその名の通りエントリーするものです。
多くの企業で一次選考の材料として使われます。
つまりエントリーシートのクオリティーが低ければ面接にすら進めないことがあるわけです。
エントリーシートで志望度の高さや自分の強み、研究の深さをしっかりと伝える必要があります。

それに対し、公務員の面接カードはその名の通り面接のためのものです。
多くの試験種で面接の参考資料として使われます。
つまり面接カードだけで点数をつけられる(選考される)ことがないというわけです。※受験先にもよります
もちろんエントリーシート同様伝えなければいけない部分もあります。
しかし、エントリーシートのように、その用紙で話を完結させる必要はありません。
「ここまで書いておいて、残りはここを面接で触れられた時に話そう」みたいな調整ができます✨
面接まで計算した上で面接カードが書けるので、奥が深いですよね。

どちらが楽だ大変だ、良い悪い、という話ではありません。
ただ同じように書けば良いと思っている方がいるので、それは違うよ、ということは知っておいてください☺️


書き始めるのはいつ頃がいい?

できるだけ早い方がいいです。
筆記が絶望的なのに始めるのはオススメできませんが、少し余裕がある方、二次試験が不安な方などは明日からと言わず今日からでも始めてください🙇‍♂️
まずは30分だけでも。
やってみるとおそらく全然書けないと思います。
そこで「二次試験対策ってめちゃくちゃ時間がかかるじゃん!もう真剣に取り掛からなきゃ!」
と気付くはずです✨
そう気付くためにも一瞬でいいので触れてほしいです。
逆にそこで焦らなかったら数百人に1人のすごい方なのでそれはそれで自信を持っていいと思います。

※特別区など提出が早い試験種を受ける方は筆記どうこう関係なく今から始めた方がいいです。

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