1型糖尿病㉔～帰省２～

この記事はわたくしうえこの、1型糖尿病発症前からのレポートです。
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1型糖尿病㉓～帰省１～

マガジンにもまとめたよ！
うえこの１型糖尿病（IDDM）レポート

前回の帰省１を投稿してから随分間が空いてしまった。
１では、冬、春、夏とそれぞれの連休の帰省を書いた。
１年目として。
さて１年が過ぎて２巡目の帰省の話をしようか。

２度目の年末年始

退院してから２度目の冬が来て、油断したようです。

インスリン２種
アルコール綿
注射の針
穿刺の針
アレルギー抑える薬

これを持ってないといけないのに、
いざ実家につくと、穿刺の針が普段遣いのポーチに数個入っているだけだった。

つまり、血糖値の測定（実測）が出来ない。
いや、まあ、指先から血を出す方法なんていくらでもあるわけだけど、
穿刺器具というのは、極力本体（人間の体）に負担をかけないように血を出すよう開発、作成されているわけで、
それ以外の方法となると…痛みがあり、あとが残る。
裁縫用の針でを毎回指先に刺すとか怖いじゃ～ん
無理無理、はい詰んだ！

そしてこれに気づいたのが、帰省して翌日くらいのこと。

うわあぁぁぁぁぁぁぁ！！！

ってなって。
たぶんね、荷造りが出発当日ギリギリまでやってなかったからだと思うの。
でもインスリンと注射針はちゃんと余分に持ってきてたの。
それだけでもえらいのよ、うん。

これが１２月２９日（日）なもんで、とにかく穿刺器具及び針をなんとかして入手できないものかと、
旭川市内のこの年末の日曜日に診療してる病院を探しに探して（スマホで検索できるっていいね）
片っ端から電話したわけよ。
でもね、ほんの数軒だったの。
ある病院は、ちょっと無理ですと言い、
またある病院は、取り扱ってる針が違うから無理ですと言い…

融通利かないんだねー
針が違うなら器具ごととか、使い切りのやつとかないのー？？？
結局なんもならなくて、がっかり。
ただ、調剤薬局では取り扱いがあるかもしれないというような話も聞いた。

１２月２９日から１月３日までの７日間の帰省だったんだけど、
そう、リブレをつけているので！！！
もうこの一週間はしょうがないよね、と開き直って、リブレで計測できる数値で生きることにした年末年始。
幸い、食べる米の量を昼と夜は決めていて、
実家にはデジタルはかりが私のために準備されている。

そんなわけで一週間乗り越えたわけです。
穿刺針もリブレの測定チップも一週間分節約した感じになった。

ときたま、こういうウッカリをかますわけです。
やれやれ。
でもとりあえず、リブレセンサーを付けていることによって、平穏無事に年末年始を過ごせたんですよ。
良かった良かった！

これがインスリンだったり、インスリンの針だったりしたらどうだろうか。
穿刺の針は私はナチュラレットEZという、針をその都度器具に取り付けて、バチンした後は針が引っ込んでしまうので使いまわしできないんだけど、
正直インスリンの針は使いまわしできてしまうので、
1日2日くらいなら焦らないかもしれない。
実際に一度使用した針を追加打ちの際に使いまわしたりもするので。
でも１～２回ならいいけど、5回も6回も使い回すのは抵抗あるかな。

インスリンを忘れた場合は7119に相談だな。
かかりつけに連絡が取れれば、処方箋をデジタルで出してもらうなど出来るかもしれない。

忘れないのが一番だけど。

２度目のゴールデンウイーク

さて２度目のGWだけども、２０２０年の５月なわけなんですけど。
未だに世にはびこる、憎き新型コロナウイルスが猛威をふるい始めたのが２０２０年春前。
緊急事態宣言も出たりして、北海道内でも札幌は感染者が多くて、４月の半ばからGW直前までは二人いる事務員が交代で出勤して片方は自宅待機みたいな感じでした。
そして普段は地下鉄で通勤してたけど、上司が社用車で通勤するに当たり、自宅最寄りの地下鉄の駅まで迎えに来てくれて、出勤の日は送迎してもらうという…

まあそんなわけで、都市間の移動を自粛せよ、みたいな雰囲気もあったので、私も帰省を諦めました。
幸い、良いお天気だったので近所を散歩したり、保護猫カフェに行ったりと、息が詰まるような引きこもりを強いられる事はなかったわけだけど…
毎年帰省してたから寂しかった。
やっぱり、知らない内に私が保菌していて、実家の両親に移してしまったらと思うと、自重せざるを得ない。
あと高速バスとＪＲ特急はこの時期やっぱり混み合うので、そういう中で移されたくもないよね。
たとえ、多くが自重して空いていたとしても。
緊急事態宣言ってそういうことでしょう。

１年経って、みんな気が緩みまくってるよね。
今年のGWは連休明けの感染者の数が怖い。

２度目の夏

退院して２度目の夏。
発症したのが夏のおわりだから三度目の夏？
まあとりあえず2巡目の夏のお休みなわけだけど、
多少、新型コロナウイルスの猛威は収まりつつあるような雰囲気が。
大通公園のビアガーデンも流石に規模をぐぐぐっと縮小しつつも開催したりして。

そんなわけで、決意。
ＪＲや高速バスは混みそうだなと思ったので、意を決して。
脱ペーパードライバーを目指して運転をし始めて3年くらい経ってるし。
そう、カーシェアで2泊3日の帰省を！
高速道路はまだ怖いので下の道を。
朝5時に起きて、6時半くらいに出発しました。

もちろん、使用するカーシェアは乗車前に持参のアルコール除菌ウェットティッシュであちこち拭いて。

道中、道の駅に寄り道し、秩父別にある大福のお店に寄り道し、
数カ所の駅でトイレタイムをとり、
なんと、正午に実家到着。

そう、6時間かかったのです。
わお。
おかしいなと思いましたよ。
かつて、札幌に出てきて間もない頃、
父親がハイエースでやってきて、夏はその翌日に私がハイエースを運転して早朝出発で帰省したときには、4時間位だったと思う。
まああんまり寄り道しなかったけど。
出発を5時位にして寄り道しなければ4時間位で帰れるんだろうか？？？

ま、なんにせよ、いい経験になりました。
帰省中は、ごく親しい友人のお家まで車で行き、
家の前でお互いマスクをした状態で、少し雑談をする程度に留めて。
姉家族が例年通り来たので一緒にお墓参りに行き、のんびりと過ごしました。
帰る日は来た時の時間を考慮し、早めのお昼すぎに出て、また秩父別に寄ったら帰宅が19時近くになると言う（笑）
今年の夏も自分の運転で帰れたらなと思う反面、
高速道路使おうかなあとか…

落ち着いてのんびり帰省できる日は、果たしてくるのだろうか…