不安が胸にしがみついている。 仕事は上手くいってるだろうか。これから起こるいろんなことに、自分は対処できるのだろうか。 今ここに在るよう瞑想するが、不安は囁いてくる。不安のおかげで、いろいろできてるんじゃない？未来にそなえるために、過去を思い出し確認しなきゃ、失敗するんじゃない？ 本当にそうだろうか。もし、不安がなければ、私は、どうなるのだろうか。不安なく仕事している私を想像してみる。 不安がなくても、するべきことはできそうだ。 いや、むしろ、不安がない方が上手くできそ
長男の大学入学準備にいそしんでいる。 良い部屋が見つかった。家電もそろった。街は大学生に溢れ賑やかだ。 自分が大学生活を始めるわけでないのに心躍る。自分の子供というのは一番近しい存在で、自分という枠組みが子供にまで拡張しているのかなーと思う。 家族ほどでなくても、近しい人に良いことがあると、嬉しい気持ちになる。距離が離れていくとそういう感情は薄まる。 だけど遠い人でも、戦火にある人が辛い目にあっているのは心痛む。 近い、遠いは、本当はないのだ。 世界中の人たち、生き物
長男は、仲良し4人組で大学受験を共にがんばっていた。 そのうちの1人は保育園から高校までずっと同じ学校だ。彼は変わり者で、保育園時代はクラスを飛び出したりして先生を困らす、有名人だった。高校も休みがちで、3人が家まで誘いに行ったりしながら一緒に通っていた。彼はその状態なのにすごく勉強ができて、3人は勉強を教えてもらったりしていた。 長男が地元の志望校に合格した。あと2人も第一志望の大学に合格し、残るその彼だけ合格発表が遅く、今日なのだ。 その彼から合格の連絡が来た。京大だ。
たった数日前ですが、Twitterを卒業しました。大好きだったのですが、大好き過ぎて没頭していました。 時間を浪費しましたし、目の前のことを大事にできてないかも知れない感が、かなり前からありました。 Twitterって、フォロワーさんの記事だけでなく、興味のない記事もタイムラインにたくさん流れてきて、それでついつい、時間を消費してしまうのです。 ある日、衝動的に卒業宣言をして、辞めました。 卒業してからは、Twitterを気にしない楽さはありましたが、強烈に淋しくなりました
淋しい。なんでだろう。 待てよ、昨日は淋しくなかった。なんで淋しくなかったんだろう。 淋しくない時は、没頭している時だ。仕事、SNS、食事、買い物、おしゃべり、などなど。 それ以外の時は淋しいのだ。てことは、デフォルトは、淋しいってことか。 じゃ、淋しくても良いじゃん。デフォルトなんだからさ。追加オプション、そんなに次々と入れられないし。次々入れたら、一つ一つのオプション、楽しめなくなるし。 淋しいのが、デフォルト。幸運にもオプションに恵まれたら、それをしっかり楽しんで、
もうすぐ春だ。たくさんの新人が生み出される季節。 新人は、右も左も分からず不慣れで、最初は疲れる。早く仕事に慣れて、ベテランになりたいー！と思ってもこればかりは時間が必要だ。 だから、新人が目指すのは、ベテランではない。プロの新人だ。 私は転職を繰り返したので、新人をたくさんしてきた。だから、新人のプロだ。自慢にならないが。 新人に必要なことは、知識ではない。 大事なのは、素直さ・謙虚さ・自分が分かっていないことの自覚だ。 「前も言ったけど…」などと言われることを恐れてはなら
好きな人、嫌いな人、というのはあまり無い方が良い。好きも嫌いも苦しみの元になるからだ。 だけど、一緒にいて楽だとか、しんどいっていうのは逆に、しっかり探知した方が良い。探知して、しんどい時は離れられるなら離れた方がいい。
最近涙もろくなった。お年を召した人が良くいうセリフじゃないか。歳のせい？ いろんな感激が溢れてくるのだ。感謝、悲しみ、愛おしさ、全部涙につながる。 涙はガマンしない方が良いという。流した方がストレスが流れるとか。 でも、なんだかガマンした方が良いシチュエーションが多いよね。仕事とか。家庭でも。 突然泣いたら、「どうしたの？！」と心配させるからさ。 だから、泣いても、心配しないことにしたらどうだろうか。「ああ、泣いてるね。我慢せずに涙しっかり流しなよ。」と。 ガマンしないでオナ
勇気を出すという言葉がある。 心のどこかに勇気というものがあり、それを出すのか？いや、勇気は出すものではないのだ。 心の中は、したい、という気持ちが満ちているのだが、それを堰き止めている壁がある。その壁を取り払うことが、勇気を出す、ということなのだ。壁を取り払えば、頑張って出さなくても、自然に溢れ出す。 その壁とは何か。 メンツ、不安、思い込み。それらが壁だ。 それらは別に、勇気を出さなければならない場面以外でも、無い方が楽だ。 そう考えると、勇気を出す、とは実は安楽な道だ
