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お気に入りの写真集 『Hamburg Days 』 (Astrid Kirchherr)パート2

おはようございます!

東京は雨です。
今週はハッキリしない天気が続き、もう梅雨入りしたかのようです。
来週も同じような天気が続きそうです。
雨具が手離せないですね。
雨具といえば傘です。
以前に勤めていたビームス時代に買ったイギリス老舗ブランド    「FOX UMBRELLAS」の傘。
20年以上前に購入した物ですが、今も使用してます。
ただ、高価過ぎて使用頻度がほとんどありませんが笑
なので、大切に保管してます。
普段は皆さんも使っているようなビニール傘です。
このタイプはすぐに無くしてしまう。
コンビニエンス前で取られたり、風で壊れたり、外出先で忘れたりと。
愛着がない物は自分から離れていくもんですね。
「物には愛着を」です!

前回から数回に渡ってお気に入りの写真集を紹介したいと思います。

1回目パート2  『Hamburg Days 』 (Astrid Kirchherr)

FACTOTUMでは毎シーズンにテーマを設けて、テーマを掘り下げる旅に出かけます。
そこで出会った写真集です。

スチュアート・サトクリフとアストリッド・キルヒャーの出会い

レコードデビュー前のビートルズメンバーだったスチュアート・サトクリフが1960年にハンブルクのライブハウス(kaiserkeller)で演奏していた頃に出会い、ライブ会場にいた写真家のアストリッド・キルヒャーとすぐに交際に発展し、出会って2ヶ月で婚約しました。
バンドメンバーの写真を多く撮影したほか、ビートルズのトレードマークだったマッシュルームカットやその当時のトレンドだったカラーレスジャケットをスタイリングしたりと影響を与えました。
サトクリフは、1962年に21歳の若さで脳出血により急死亡しました。
1994年に公開された映画「バック・ビート」はアストリッドとの関係を描いています。


この映画を観れば二人の出会いから別れまで詳しく理解できます。


アストリッドと出会う前の髪型


アストリッドと出会う後の髪型(別人のようです笑)


写真家としての道を歩む

アストリッドは、多くのビートルズファンの間で愛され続けていますが、その理由は、彼女が婚約者の死という悲劇を迎えながらも、そこから立ち直り、優雅さと尊厳を持って生き抜いたからです。
小説家の有島武郎の言葉で「死ぬまで少年の心でいることのできる人は実に幸いである」があります。
二人の関係はいつまでも残る青春の美しい思い出になったでしょう。
アストリッドは、スチュアートの死後、1960年代初頭にビートルズの写真を撮り続け、2度の再婚を経て、写真家としての道を歩み続けました。
その間も、彼女は、スチュアートとの想い出を大切にしていました。
バンドの歴史に彼女が名を刻んだことは、スチュアートの物語と、アーリー・ビートルズの時代を遺産として後世に残しておくために不可欠な要素となったのです。
1964年、アストリッドは、フリーランスの写真家になりました。
同僚のマックス・シェラーと一緒に、ドイツの雑誌「シュテルン」の依頼でビートルズの初主演映画「A Hard Day's Night」の舞台裏の写真を撮影しました。


ジョージがプロデュースし、ビートルズのメンバーによる初のソロアルバムとなった「Wonderwall Music(1968年)」のインナースリーブ写真も撮影しています。


最後まで読んで頂きありがとうございます。
皆さんにとって素敵な週末をお過ごし下さい!!

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