Talk_Night表紙_02

#02青木淳×藪前知子「街はなぜアートを必要とするのか」(全3回)

建築家・槇文彦さんを中心に編まれた書籍 『アナザーユートピア―「オープンスペース」から都市を考える』(NTT出版)。この本の続きを執筆者に伺うことで、これからの街づくりのヒントを探るトークイベント「Talk Night オープンスペースから街の未来を考える」を開催いたしました。
2019年11月21日に開催した第二回目では、「街はなぜアートを必要とするのか」をテーマとし、建築家の青木淳氏と東京都現代美術館学芸員の藪前知子氏をお招きしてお話を伺いました。イベント当日の模様を記事にしましたので、ぜひご覧ください。

#02 青木淳×藪前知子「街はなぜアートを必要とするのか」記事一覧

▶①アートは「公共」を問い直す

▶②「地域アート」は何をもたらしたのか?

▶③アートは都市を挑発する


<登壇者プロフィール>

画像1

青木淳(あおき・じゅん)
1956年、横浜市生まれ。建築家、磯崎新アトリエに勤務後、「面白いことなら何でも」しようと、1991年に青木淳建築計画事務所を設立。個人住宅を始め、《青森県立美術館》《杉並区大宮前体育館》に代表される公共建築、ルイ・ヴィトンの商業施設など、作品は多岐に渡る。2019年より、東京藝術大学教授、京都市京セラ美術館館長を併任する。主な著書に『原っぱと遊園地』(1・2巻、王国社)、『フラジャイル・コンセプト』(NTT出版)、編著に『建築文学傑作選』(講談社)など。


画像2

藪前知子(やぶまえ・ともこ)
1974年、東京都生まれ。東京都現代美術館学芸員。アートと社会の関わり方を問いなおす、批評性のある展覧会に定評がある。キュレーションの他に、『美術手帖』や「Webちくま」等に日本の近現代美術についての寄稿多数。主な企画展覧会に「大竹伸朗 全景 1955-2006」、「山口小夜子 未来を着る人」、「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」、「MOTアニュアル2019 Echo after Echo 仮の声、新しい影」(東京都現代美術館)、「札幌国際芸術祭2017」(札幌芸術の森美術館ほか)、「αMプロジェクト 東京計画2019」(gallery αM)など。

画像3

画像4

日時・場所
2019年11月21日(木)@シェアグリーン南青山
主催
 NTT都市開発株式会社 デザイン戦略室
企画
井上学、林正樹、吉川圭司、堀口裕
(NTT都市開発株式会社 デザイン戦略室)

山田兼太郎(NTT出版)
撮影
高橋宗正
グラフィックレコーディング
藤田ハルノ+津布久遊 (テクストの庭)