現場で怠ってはいけないこと

アーティストに限らず、どの職場でも共通することが、「挨拶」と「紹介」です。

◆挨拶

挨拶について僕が好きな対応は、アパレル時代に教わった「先手挨拶」という考え方です。

これは、立場が上でも、相手が内外の誰でも、自分から率先して挨拶と自己紹介をして積極的にコミュニケーションをとるという考え方です。

新人や外部の人は、そうされたら嬉しいですよね。

これを現場では必ず「はじめ」と「最後」にやります。
手が回らないことも多いですが、気づいたらきちんと、帽子なんかも取れたら取って。

対象は、「主催者」「スタッフ」「共演者」「音響・舞台スタッフ」「関連会社の人」です。

◆紹介

主催側は、出演者の紹介、進行、主要スタッフと注意事項のインフォメーションなどをしっかり出来ていないとトラブルにつながります。

マネージャーやスタッフの紹介などを全ての人に共有するのは不可能ですが、可能な範囲で紹介をしておくことで現場が円滑に進みます。


特にイベントにおいては、主催側と出演側の意思の疎通が、そのイベントの質を左右します。

当日に十分な打合せや打ち上げなど出来ない時間帯のイベントの場合は、事前に別日で顔合わせの場を用意するなど、ホスピタリティを大切にするイベンターもいます。

たまに、主催者や共演者を知らないで出演したり、挨拶もない人を目にしますが、芸の世界ではあり得ないことです。

また、開催側、出演側それぞれのイベントにおける目的の理解も大切だと思います。

開催側は収益と出演者の幅を広げて継続的なイベントを開催することが主になるでしょう。

一方、出演者はハコにハコ代を、主催側にマージンを支払ってでも出る理由があるのです。

それは、ファンの獲得、物販の収益、人脈の獲得、いずれかでしょう。

お互いが同じ空間で双方にメリットを生む体制が取れる信頼関係が築けるといいですよね。

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