こだわり抜くためのクセづけ

「こだわりがあるんだけど、人に微妙なニュアンスを伝えきれない。」
「いい環境やチームが作れなくて、思い描いた形にできない。」

何かを進める時や作る時、そんな風にモヤモヤした経験はありませんか?

その原因は「こだわり」だと思っているものがこだわりではなく、「独占欲」に似た感覚である場合があります。

「このオモチャぼくの!」「こうやってお洋服着せるの!」「思い通りにならないならもういい!」みたいな感情ですね。

僕は20代の頃、これで結構損をした気がします。

「自分の思い通りに着地させたい」という思いが強すぎたせいで、周りの意見を取り入れる余地を作るのがとにかく苦手でした。

でも実際は、個性やこだわりは、ほかの個性や感性との摩擦で、もっと輝いていくものです。

そして、ほかの人がちょっと手を加えたくらいでブレてしまうものではなく、自分が思うよりもずっと濃度が濃いものです。

なので「ちょっとどうかなー?」と思うことも、一度受け入れたり飲み込んでみてからでも遅くはありません。

自分の色をちょっと乗せるだけで、あら不思議!自分の理想に近いものになったりします。

ただ、あくまでも「近い」もので、もしも自分のこだわりがすべて叶ったとしても、不思議なことに、出来上がりに100%満足することはありえません。

僕が思うこだわり抜くために必要なことは、

「こだわりの一品の完成より、駄作でも100個完了させる」
「できるだけ沢山の人と仕事をする」

ということだと思います。

けして「駄作でいい」のではなくて、「完成」より「完了」を目指すというのがポイントです。

大切なのは、作業を終わらせる経験を多く積むことで、プロセス全体の把握や、必要なことを把握することです。

こだわりももちろん大切ですが、それ以上に「完了させる」クセをつけることが、こだわり抜く近道だと思います。

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